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『 絶対離さない 』
白×赫
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俺はいつもりうらを見てた。
何をしている時でもどこに行ってもりうらの全てを気にかけて、疑って、そしてその存在が自分にとってどれほど大切かを再確認する。
白 : りうら今日はどこ行くの ?
俺は無意識に言葉を漏らしていた。
りうらの声には少し不安が混じってた。
赫 : 今日は友達と遊びに行くんだ
その一言に俺の胸はぎゅっと締め付けられた。
友達?
友達なんてりうらにとって友達って何だ?
自分よりもその人達の方が大切なのか?
心の中で疑念が湧き上がる。
白 : どんな友達?
俺はもう一度無意識に問いかけていた。
りうらはその答えを適当に返して携帯を見ながら
「じゃあ行ってくるね」
と言う。
その一言が俺の頭をかき乱した。
行ってくる?
そんな簡単な言葉で人を置き去りにするのか。
俺はその瞬間自分でもわからない衝動に駆られた。
りうらの腕を掴み、強引に振り返らせる。
白 : りうら行かないで。俺とここにいて。
その言葉明らかに執着の色が滲み出ていた。
りうらは俺の必死な眼差しを避け、息を呑んだ。
赫 : 初兎ちゃんどうしたの?俺がいなくなったらそんなに困るの?
俺はその問いに答えなかった。
ただ無意識に涙がこぼれ落ち、頬を伝って流れた。
白 : 俺にはりうらしかいないねん。だからいかんといて。
りうらはしばらく黙っていた。
数分経ってから口を開いた。
赫 : 初兎ちゃんそんなにりうらのこと必要としてるの.. ?
俺はその言葉に心の底から安心したように頷いた。
俺はその瞬間心の中で誓った。
「絶対に離さない」
end.
よく分かんなくなっちゃった!!