深夜テンション(ง ˙ω˙)ว♪
俺は今らだ男の部屋で泣いている…え?同然過ぎて分からないって?だから今から説明するよ…
数時間前
俺の親友が死んだ、と言っても1週間も前の話だ…急に鬼になったんだ…意味の分からない神社で、あそこは結局なんだったのだろう…?思い返すと色々あり過ぎて頭が爆発しそうだった
ガチャ…
「ただいま…」
「おかえりなさい兄さん!」
元気なく返事をすると弟のロボ太がドアの向こうから返事をする、この短い時間でも顔を見れるだけでは毎日の癒しになっていた
「ロボ太…寝ないのか?」
疲れきった声で問いかけた
「寝る前に顔を見たかっただけです」
そう苦笑いする何処か寂しそうだった…
「そうか…おやすみロボ太…」
親が居ない俺らの家庭にとっては一緒に遊ぶ時間もなく1人家に待たせてる方が心配でしょうがない…ロボ太の顔を見る度罪悪感が糸になり首に巻き付く、それは仕事中でも外でも離れない…唯一和らぐとしたらロボ太と一緒に居る時ぐらいだった
「おやすみ兄さん」
ガチャ…
部屋に入っていくロボ太の背中は切なかった
「ロボ太…」
何時もテーブルにある簡単なご飯が置いてあった、そして何時もより早くご飯を食べた
(今日は疲れた…もう寝てしまおう…)
そう思い上着とスカーフを取る…鏡の前で歯磨きをしているとふと自分の首に目がいった
「……」
何時死ぬか分からないという恐怖から目を背けるために首に包帯を巻き付ける 今日も… 明日も…
「兄さ…!!」
「兄…ん!」
「兄さん!」
ロボ太の声で目が一瞬で開き仕事だと思い行き良いよく体を起こす
ゴンッ!
「痛ッッ…」
「!」
「ロボ太!すまないそんなつもりじゃ…」
行き良いよく起き上がったせいでロボ太の顎に頭があたってしまっていた
「ごめんなロボ太…!今救急箱!」
「兄さん大丈夫ですから!」
大声が耳に響くビクッと反応をした時ロボ太の顔は俯いていた
「ロボ…太?」
「兄さん!今日休みなんですか?!」
思ってもいない反応に混乱が隠せなかった
「え?」
「兄さんのカレンダー見たら今日休みって描いてあったんです!」
「あぁ…久しぶりに休みがとれて…」
ロボ太の目はきらきら輝いていた
「…」
「そうだなたまには遊園地に行こうか( *´꒳`*)」
「えっ!良いんですか?!」
こんなにも楽しそうにしている顔は何時ぶりだろうか…喜んでいるロボ太の顔を見ると何時しか罪悪感など忘れていた
そして遊園地で楽しみに車に乗った
もう深夜の19時早い時間だが遊び疲れてロボ太は隣で寝ていた
そのまま俺は家へと向かった
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ブンショウリョクスゴイデスネ~…ウラヤマシイ…ノロイオニモウラノツヅキガアッタラコンナカンジナノカナ… (文章力凄いですね〜…羨ましい…呪鬼も裏の続きがあったらこんな感じなのかな…)