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one cushion
bl
nmmn
※ご本人様とは一切関係ありません
激短
入学して一ヶ月が経った。
もうだいぶ高校にも慣れてきた。
今日のHRは遠足の話。
高校生にもなって遠足かぁ…
知らない人と一緒の班とか無理かも…
金魚のフン確定じゃん…
mob子「ねえ💙くん、同じ班になろーよーぉー」
mob美「あっ!mob子ずるい!私が先だもん!ね、💙くん?」
また言ってる。🎸君はモテるんだなぁ。
初日に喋ってから何回か話しかけてもらったけど、その度に緊張して上手く喋れなかった。
僕から喋りかけようとも思ったけど、
男女問わず人に囲まれている彼に僕みたいな影の薄い陰キャが近づくのは気が引けた。
何より、彼と話していると女子の視線が恐ろしい。
『うわ、アイツ陰キャのくせに私達の💙くんに絡もうとしてるぅ〜!』
『なにそれうっざぁ〜!』
『キモ。』
『陰キャのくせに調子乗んなよ。』
『陰キャは陰キャらしくおとなしくしとけよ。』
『私らの💙くんに近寄んなー。』
そうだよね。
僕と彼は友達として釣り合わない。
一緒に話すことも許されないんだ。
そんなことは最初から分かっていた。
唇と一緒に孤独を噛み締める。
その時、沈んだ僕の脳にやけに明るい先生の声が響いた。
先生「皆が揉めると思ったので、班は先生達で決めました。皆、この班で集まって下さーい。」
先生が配ってくれたしおりに班が印刷されていた。
えぇと、🎹💛、🎹💛、、、、
あった。4班。
隣の名前は…
💛「🎸…💙⁉︎」
変なとこあると思うので見つけたらぶん殴って下さい