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ナイフと銃を握りしめて廃ビルの中を荒らす。
汚い死体に、汚いうめき声。
ナイフをぶらぶらと揺らして遊びながらビルの廊下を歩く。
「 まッ…やめッ…命…だけッ、は…ッ 」
男の前で立ち止まる。男は、「命だけは」と無駄な命乞いをする。
それを無視して男の頭を踏みつける。
男は「 ぐぁッ 」っと汚れた声を出した。
「 汚い声ですね、貴方にはとてもお似合いですね? 」
一言、吐き捨てる。
腕時計のようなものからピロンッと音がする。
「 次の任務は… 」
“ 11人住んでいる家 、 別名…カラフルピーチ ” 。