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lev × sbym
リエ芝
/ 夫婦喧嘩 しちゃった 話 。
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
ピッと カードキーで扉を開ける音
リエ「優生〜 ! ただいま!」
芝「あ、お帰り ~!
にこやかな 笑顔に包まれる リビング
でも ある発言が 僕らを 引き裂く 引金になってしまった。
リエ「今日ご飯 いらない 〜 。」
芝「え? どうして … ?」
料理を作っていた手を止める 。
リエ「今日飲み会で 食べてきちゃって お腹いっぱいだし 〜 ……」
芝「待ってよ ! そんなの 聞いてない !遅くなったり 、予定あるなら連絡してって 僕言ったよね!?」
リエ「しゃーないだろ! そんなこと言ったって 、 食べてきたっつったら 食べてきたんだよ!」
芝「〜 っ!! …もう 好きにして! 知らないからね!」
バンッ と 勢いよく 扉を閉めて リビングから出てく。
リエ「なんなんだよアイツ… 。」
そっと キッチンの方を見ると 多分 必死に頑張ってくれてた 形跡がある。
沢山の 絆創膏と 本と 不器用なりに 剥いてたであろう 剥きかけの リンゴ 。
あれ、 俺 、 悪いことしたかも 、
罪悪感にひとりで浸る リビングは いつもより
冷たかった 。
芝「…… 、 言い過ぎかな、 、でも これくらい言わないと、わかって貰えないもん。」
手に着いた 沢山の 絆創膏に 血が滲んでる。
あ、今日、 ピーラーで 怪我したんだっけ。
自然と 頬に涙が伝ってた。
翌朝 目を覚ますと 隣に 灰羽君の 姿はなかった 。
芝「朝ご飯…… 食べたのかな 。 」
ぼーっと した目を擦る 。
芝「…… 早く 家事済ませちゃお 。」
今日は 一日中 、 口を聞くつもりもなかった。
分かってくれるまで、 しっかり してもらうまで。 聞く気にはならなかった。
それから 夜 23時 もうそろそろ 0時になる頃。
リエ「ただいまー、 」
僕は 構わずと 無視をした。
リエ「…… 居るなら 返事くらいしてくれたって いいじゃん。」
むっと した顔をする。
芝「ご飯 そこにあるから 勝手に食べて。」
冷たい口調で放った。
リエ「…… どうして そんなに 冷たいの?
俺の事 嫌いになった?」
少し 意地悪そうに 言う灰羽君。 それに対して、
芝「……いい加減にして!!」
気付いたら 頬を手が叩いてしまっていた。
芝「……あ、、」
はっと 我に返った時には遅かった。
リエ「…… 。」
じっと こっちを 見詰める 。
芝「ご、 ……ごめん… 僕 そんなつもり …っ、」
そんなつもりじゃ 無かったのに、
リエ「…… 良かったな。」
ふっと 微笑むと言葉を続けた
リエ「ほらもう 、これで 終わりな。」
芝「…… でも 、」
リエ「知ってるって 、 人一倍優生が 頑張ってくれてるのは。 痛かったのも 知ってるし、 … 」
気付いたら 下を俯いて 、 泣いた顔を 見せれなくなってた。
芝「ごめん 、 なさい” …… っ、」
泣きじゃくる 僕に対して
リエ「顔上げてよ、ね?」
くいっと 顔を無理矢理上げさせられた
リエ「なに、 可愛い顔してんじゃん 笑あ、いつもだったか。」
無邪気そうな彼のことを 僕は 今も ずっと 愛してる。
芝「なにそれ 、 僕も いつも 変わらない 君が 大好きだよ 。」