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_烏有
平べったい土地、*“月の海”*に飛び降り立つ。
瞬間、僕は目を開く。
鈍い音がし、埃と黒い羽が舞い上がった。
「ぁ”痛ッッッた……
また着地失敗しちゃった…」
肺に入り込む埃でコホコホと咳がでる。
苦しい。
「ふぅ…ん。
やっぱこっちの方が、作業しやすいんだよな…」
*“3つ目の目”*を開いた状態、
すなわち、ヒト型。
僕ら月の動物は、3つ目の目を開くとヒト型になれる。
と言っても歴史書や図鑑に乗っているような、ヒト型ではない。
片手、片足の指がそれぞれ6本。
性器はない。まず動物の姿でもない。
それに、元の動物の特徴__
____月烏だと羽__
が付いていたりもする。
もちろん、なった姿は裸。
元々動物の姿が裸のようなものなので、滅多に恥ずかしがるやつはいない。
「〜♪
あ、あったあった。」
ガサゴソとゴミ捨て場を漁る。
汚れ?そんなもの上級動物ぐらいしか気にしない。
!
「食いかけ…!結構残ってるやつだ、
今日は食べなくていいな。
彼女に月の欠片、沢山上げれる」
そうだ、忘れてた。今日は烏の集会―…
さくちゃコメントゥー
新しい単語はないですね、あい。
短く書いてくのが好きなんだよッッッ(