テラーノベル
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【注意】
・ネタ切れ及びやる気の喪失により後日談的な話です
・”触れればたちまち”の後の話となりますので、そっちを先に見た方が話が飲み込みやすいと思います
・いつもの通りセンシティブ
・ほぼ原型前提です
久しぶりに暇な時間が訪れていた。退屈というのは素晴らしいことだったんだな、と思いながらバンバンはブラックのコーヒーを啜る。
パソコンの電源を落とし、椅子の背もたれを倒し、なんて自由で悠々自適な時なんだろうと噛み締める。
他のマスコットの気配もしない。目を瞑り、このままくつろごうとしていた時、
「6番」
「っ……!?」
頭にぽん、と手が置かれる。驚きか否か、バンバンはびくん、とその場で身体を跳ねさせた。
「っぁ…フランボ……、」
「ごめんね6番、いじわるしたくなっちゃって…」
フランボはえへへ、と笑うが、バンバンは散々刷り込まれた感覚のせいで余裕はまったくなかった。
「ふざけるなよ…まったく……」
「…あはは…ごめんね、でもその顔……」
「またかわいいって…言うんだろ?」
「!……そうだよ。かわいい」
「んぐっ…、なんで言うのさ…!!」
次に言うことを読みさえすれば、実際には言われないだろうというバンバンの浅はかな考えは全く通用しなかった。それもそうだ。フランボはそういう奴だ。
そんなこと分かっていたはずなのに、いつものようにはしっかり頭を回せない。
「…もういい。せっかくの休みなのに…。」
「でも…今日は6番のこと、独り占めしてていいんだよね?」
「僕だってずっと暇な訳じゃないんだからな…ちょっとだけだから。」
言い寄られるのにはどうも弱い。毎回こうして、少しだけと自分に言い聞かせて、ずっと繰り返している。
「……うん。行こう」
「?…、わかっ………っ!」
「6番!?大丈夫!?」
バンバンの腰ががくんと抜けた。いや、抜けていたからうまく立てなかった。
「君のせい…だ…、」
「じゃあ…はい、手」
「……。」
バンバンはフランボの手を取り立ち上がる。抱っこなんかされるんじゃないかと期待していたのが馬鹿らしくなって、バンバンは目を逸らした。
それに気づいたのか、無意識なのかは分からないが、フランボはぎゅう、と繋いだ手を固くした。
「…っ、いい加減にしなよ…」
部屋に着き、鍵をかけた瞬間、バンバンの口から飛び出たのはその言葉だった。
いつも飄々と何もかもを翻し避けてきた彼の姿はもうどこにもなく、餌を待ち鳴く雛鳥のようだった。
「うん…まずは……」
「……いいっ…!やらなくていい…!」
フランボの言葉を遮ってバンバンが割り込む。息は荒く、顔は紅潮し、わなわなと震えている。
「で、でもっ……」
「僕が苦しんでるの見てわからない?」
「……。わかった。負担になっても6番が言ったんだからね…」
2体のマスコットはそのままベッドの側になだれ込む。フランボがバンバンの肩を掴み、そのまま腰へと落とす。
バンバンはびくん、とそれだけで体を跳ねさせた。
「っ…、」
「……かわいいよ」
「だからっ…それ、……」
「挿れていい?」
「いちいち聞かなくていいよ…!!………うん、いい、…よ」
ぴと、と宛てがわれていたそれは、バンバンの中へと侵入を始める。
「…ん……。」
「痛くない?…気持ちいい?…嬉しい?」
「あんまり…聞かないでっ…てば…。」
「えへへ…かわいいな……。」
「ぁ…っ、う゛ぅ…」
そう言われ、頬に添えられた手を意識した瞬間、バンバンは嬌声ばかりを漏らす。
確かめようと頬擦りするその姿があまりに愛おしく、フランボはもう片方の手でバンバンの腰を掴んだ。
「…奥まで挿れていい?」
「ぇ…あ………。」
「6番」
「うん……」
俯きながら、控えめに承諾する。
妙に威圧感があって怯えたのか、単に彼自身も求めていたのかは分からない。
頬から離された腕も加え、両腕で腰を思い切り掴んだかと思うと、
「う……ぁ゛ぉ……っ!」
ごちゅっ、と肉壁の奥にぶつかる音がした。バンバンは苦痛と快楽に顔をゆがめる。
「……っう…やっぱり痛いよね!?」
「いや…。……ちゃんと、入ってる、から…」
「大丈夫!?無理しなくていいからね!!!」
「……褒めてくれないの?」
「え?」
「っ……!全部入ってるんだからさ…。ほら…偉いだろ…?」
その言葉の意味は、無論「前のように撫でろ」ということだった。
そして少なくとも、フランボはその意味がわからないほどは子供ではなかった。
「……うん。…偉いね、6番」
「ぁ…んぁっ…っ、はーっ、はーっ♡」
「よしよし…かわいい、えらいよ…」
ぽす、と頭に手を置き、軽く撫でさえしてやれば、バンバンは先程よりも息を荒くして、何かに縋るようにフランボに強く抱きつく。
「あぎっ…♡くるっ、も…無理っ…♡」
「だいじょうぶ、イっていいよ」
「ぁ……ああっ…♡うぁ…♡ふー……っ…♡やめっ…、ぁあ…♡」
「…君がやって、って言ったんだよ、6番?」
どく、と白く濁ったものが情けなく流れ出す。絶え間なく送り込まれる快楽に為す術なくバンバンは崩れ落ちる。
「もう無理っ、ちょっ、と、まって……っ!」
「ごめんね、6番」
「う゛ぅっ…♡んぁ゛……」
「大丈夫、大丈夫。偉いね、6番。可愛い」
今更制止の言葉をきけるほどフランボに余裕はなかった。
「6番…っ、もう無理、6番、好きだよっ……」
「っ……ぁ、っぅう…♡」
バンバンは最奥で果てられた感覚に身を震わせる。もはやフランボの言動全てがバンバンにとって快楽へと導くものになっていた。
「……はーっ♡ぅ、…んん……」
「6番、キスしていい…?」
あまりに近い。彼等がもし人間であれば、心音が響いていた位の距離であった。
バンバンに抵抗できるほどの理性はもう1ミリも残っておらず、黙って頷き、受け入れることしかできなかった。
「っ……ん……あ…。」
「…6番、可愛い。」
「だからっ……!!…、もういいよ…あと、1回、だけだから…」
「…!ありがとう!6番大好き!!」
無論、彼等が2回で終われる訳もなく、次に部屋から出るのは次の日の昼頃になった。
【あとがき】
はいもつ煮込みチャンピオンでーーす。
自分の中でバソがンボ限定の魔性の男と化してます。いいよね!
あと、大衆へのウケを狙って(?)、チャットノベル移植版を作ろうかなとも思っています。余計な話がないぶんそっちの方が嬉しいって人もいるのかも…
次はシェリジェスを予定してます。
コメント
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あおいです🤍 第13話、読み終えました。 “言葉すべてに【フラバン】”というタイトルが、もうそのまま体現されている回でしたね。フランボの「かわいいよ」「偉いね」の一言ひとことにバンバンが震える様子が、刷り込まれた快楽と信頼の両方を感じさせて、切なくて愛おしかったです。全部入ってるんだから褒めてほしい、って甘える言い方も、素直じゃないけど全部フランボにだけは零せる距離感が本当に好きです…。お休みのひととき、二人のペースでゆっくり過ごせてよかったなあ。次はシェリジェス、楽しみにしてますね🌷
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#腐向け
ゼロ
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