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太宰が死んだ。


俺は心から喜んだ。


喜んでたんだ。


喜んでいるはずなのに..どうして自分の目の前の景色は、歪んでいくのだろう。


理解したくない..。


自分がなぜ泣いているかなんて..知りたくもない。

・・・・・・


太宰が死んでから、1ヶ月がたった。


俺は何気なく太宰の部屋に入った。


怖くてずっと入れなかったこの部屋。


そこは太宰がいた時と何ら変わらない見た目..景色..。


片付けようと思えばいくらでも片付けられたこの部屋..。


けど、もしも、この部屋を片付けてしまえば、


“太宰がここにいた”


という事実がなくなるのが怖くて..恐ろしくて片付けられなかったのである。


本当に自分は弱い人間…、いや..弱い異能力者ということを、再度思い知らされる。


俺はどうすればよかったのだろうか。


太宰と一緒に死ぬべきであったのだろうか。

などと、くだらないことを考える。


そんな自分が嫌で、情けなくて..今はいない太宰の椅子に向かって語りかける。



「なぁ、太宰。…寂しい..、会いたい。」



ふは、んな事言っても無駄なのにな (笑)


そういい太宰の部屋を出ようとした瞬間、


君が悲しむなんて、

想像もできなかったよ。 笑

「な”ぁ….!?」


そういうと同時に俺の目の前は白い光に包まれた。


♥️→2000

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コメント

3

ユーザー

つ、続きがぁぃ。、、!!

ユーザー

続き見たいです!!

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