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第6話
「幸せ」
パチ。目が覚める。横に誰かがいる。目を擦ってみると、未來がいた。
寝ている姿がとても愛おしく見える。上半身を起き上がらせると、腰からズキッ!と今にも響きそうなぐらいの痛みがはしる。
Yta「う゛っ、!」
未來を起こさないよう、なるべく声を抑える。
起きていないか確認する。
Yta「ふぅ、」
気持ちよさそうにすぅすぅ寝ている。
カサ…
手になにか触れる。4つ折りになっている紙があった。気になって、開いてみるとそこには、未來が書いたであろう文がうつしだされている。
「ゆうた。付き合おう一緒に暮らしたい」
その文にゆうたは驚きを隠せなかった。なぜか分からないけど、目には透明な粒が溜まっている。
Yta「ぇ゛え…?゛」
Mri「ぇ゛っ、なに泣いてんだよ…」
Yta「!?」
未來は、ゆうたが持っている紙に目を落とす。
Mri「あ、それ見たのか。」
Mri「へ、、返事とかって…笑」
Yta「ふへっ、笑」
微笑む
Mri「っ!笑うなよ!!」
頬を赤らめる未來
Yta「Yesだよ」
Mri「おっしゃ」
未來は、ガッツポーズを決める。
Yta「いい大人が何やってんだよー」
Mri「うれしーだろてか俺まだ22だし。100万人舐めんなー」
Yta「100万人関係ねぇだろぉ、」
呆れるゆうたと、ドヤってる未來。
Mri「朝ごはん食うか?」
Yta「食べるに決まってんだろ」
Mri「朝から固いな〜」