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🎹🦈のつもり

そんな関係ないかも

ちょいシリアスあり

暖かい目で見守ってください。



______


「おはよぉ…」

「あ!!!!やっとシャケ起きた!!」


こんにちは皆さん。シャークんです。


今日はなんか用事があったっぽいので早起き(?)して、会議室に来ました。


……ってか


「うるッさ…」


このうるさいやつはnakamuです。


「うるさってなんだよ!!」

「まあまあ、シャケがいちばん遅かったからね」

「マジか」


nakamuを宥めながら現実を突きつけてくるのがきんとき。nakamuのズッ友。……


ってか俺Broooockよりも遅かったのか…

結構ショック。嘘だけど。


恨めしい思い(?)をBroooockに向けていると俺の思いに気づいたのか


「HAHAHAw僕だってやれば出来るからネw」


とかほざきやがる。

絶許。


________


「……ってな訳で、今日は我々国の所に行って共同でうちのよ兵士の指導に行くよ!!」

「「「うぇーい」」」


※マジヤバ移行前の我々だです

……要するに(色々端折られたけど)幹部への推薦兵(時期幹部)を一緒に鍛えよう()って話らしい。

うちの推幹は……『akira』と『ピヤノ』か……


ピヤノ、ね……


「あ、スマイルは留守番ね」


……


________

________


《_が__を守る_らね、安__て?》

《ッでも___は?》

《だっ_僕は__だよ?大丈_》


________


《___!!___!!》

《__夫…だ_。僕は__なんだか_、すこし__ば…すぐ追い__よ》


《だから待っててね。『シャークんさん』》


________

________


ガタリと車の揺れで目覚める。なんて意味の無い詩的に表現してみる。ガチで意味ないけど。

…あーなんか懐かしい夢見た気がする。


「あ!しゃけ起きた?最近ずっと寝てるね、体調悪い?なんかあったら言えよ?」


なんてマシンガンながらずっと外を眺めてるnakamu。

酔ったのかコイツ。


「確かにずっと寝てるなー」

「Broooock以上だね」

「Broooock以上だな」


寝起きであまり回らない頭を使ってnakamuの言葉を反復する。こう言ってるとまた脳死してるよとかきんとき、きりやんら辺が言うだろうな。

とにかく眠い。原因は何となくわかるけど。


…もう一度寝るk「着いたよーん」…


……


「タイミングわりー……」

「え?」


________


「「「おじゃましまーす!!!」」」

「……頭いてぇ……」


とにかくうるさい。頭がガンガンする。こちとら寝起きなんだぞ!もうちょい丁重に扱え!


「よく来たな!元気だったか?部屋はいつものとこが空いてるからそこを使うといいゾ。」

もっと来てもいいのに……俺より低いバリトンボイスがまるで孫が来たおじいちゃんみたいなことを言ってる。


「「今日から1ヶ月間よろしくお願いします!」」


________


そこから日が進んでいき、akiraが情報処理室へピヤノは色々な所へタライ回しにされて行った。カワイソウニ。

でもピヤノはよく医務室にいるのを見かける。やっぱりあの人は……


「あぁそうだ、シャークん。終わったばかりで悪いがまた新しく潜入任務を与えていいか?」


総統室で終えた任務の報告をnakamuに伝えて廊下に出ようとした時、グルッペンさんに呼び止められた。


「いいですけど……俺よりもゾムさんとかに頼んだ方がいいんじゃないですか?」

「いやゾム先生は別の任務を頼んでいるからな」

「分かりました。で、俺はどこへ?」


「__『天使教本部』だ」


________

________


「やっぱり君は『天使』なんだね?”ピヤノ”君」


やっぱり神というのはめんどくさいですね。すぐに気づく。


「……そうですね」

「……冷たくなーい?」

「……は?」

「え?俺神だよ?もっと敬ってよ、地位は天使より上なんだよ?」

「……」


めんどくさい。神に会うのは初めてですがこうもめんどくさいものなんでしょうか。他の神には会いたくないですね。


「君(天使)がここに居れるってことは……白尾国の幹部に契約者がいるの?」

「……そうですね」

「そんな様子もなかったけど」

「向こうが覚えてるかも分かんないですし」

「わお、なんか訳あり?」

「……」

「無視かー」


契約者…か……


僕たち天使には契約者というものが必要です。人間は神聖力を持っていても使いません。なので天使として生まれ、幼い時に自分の神聖力と合うような人間と契約を結び、その人間の側にいて神聖力を貰います。

天使の身体は神聖力で出来ていてまたその力も扱うこともできます。そのため長い間離れると体内にある神聖力が無くなり、やがて消失してしまいます。


彼が上に上がっていき、自身も消えないよう必死にここまで上がって来ました。彼は今も覚えているのでしょうか。


「ここにいて大丈夫なの?」

「……いきなりなんですか?」

「え?いや天使ってこういう穢れたとこって苦手だったはずだけど」

「ああ、……契約者がここにいるなら僕もここに居るしかないでしょう。」

「それに……」

「それに?」

「……なんでもありません。っていうか貴方も神なのにここにいていいんですか?」

「俺はいいんだよ」


なんですかこの神。


……天使はそもそも人間を毛嫌いします。だって人間は欲深く自身の為には手段を問わない。そんな種族。

でも僕はそんな欲深い人間が、いや僕のために命を懸けてくれた彼のことを……

そのためならこの穢れた世界でも生きていられる。


________


今日はなんだか静かですね


「そう思いません?akiraさん」

「え?何どうしたピヤノ、いきなり」

「なんか静かですねって思って」

「あーね、なんか今日会議らしいよ?白尾国と我々国幹部の合同で」

「なるほど」


なるほど、だからいっっつもあんなに爆破音とか怒声とかあるのに今日は静かだったのか。


「あぇ、ピヤノ……なんか羽の色変じゃね?」

「え?」


akiraさんと雑談しているといつも身につけている自身の1枚の羽根が重くなるのを感じる。よく見ると先端から赤く、紅く染まっているのがわかる。

この羽根は、契約者と繋がっているため、何かあったらすぐに分かる。分かる、だから、だから、、、


自身の顔が強ばるのが分かる。

今、彼はどこにいる、確か昨日帰ってきたはず。仕事は終わったはず。じゃあなんで、急がないと。早く向かわないと。どこに。知ってるのは…


__


気づいたら羽根を握り締めながら会議室前にいて、後ろからakiraさんの声がする。


「ピヤノッ!!どうしたの!?止まれって!今会議中だって!!」


バンッ


静止の声を無視して会議室に乗り込む。

静まり返るのがわかる。でも、これだけは聞きたくて。視線が刺さるのを無視して、


「シャークんさんは!?シャークんさんはどこですかッ!!!」

「ピヤノ!!止まれって!!」

「ピヤノ!?どうしたの!?」


届かない


「ピヤノ君ッ……それって……」


しんぺい神さんが握っている羽根に気がつく。気がついてくれた。

困惑した状態で、焦っていて、でも、冷静に。


「まさかッ……」

「シャークんさんは、どこですかッ、!」


「グルッペン、nakamu君、シャークんはどこに?」

「へ?えっと……」

「……天使教本部だ」


目の前が一瞬暗くなった。そこは、そこだけは。

聞きたくなかった、


「そんなとこにいるんですね」


「ピヤノ君、怪我しないでね」


僕のものに手を出したんだ、後悔させてやる


________

________



《ねえ、きみはだあれ?どこから来たの?》

《…ッあぇ?!、ぼく…?》

《うん、ここはあぶないところだよ?》

《ぼくは……ぼく?》

《お名前は?》

《? なまえ?》

《ないの?ならおれがつけたげる!》

《じゃあ、ピヤノ!きみの名前はピヤノね!》

《ピヤノ?》

《うん!!おれの名前はシャークん!よろしくね!!》


________



《ピヤノって天使なの?羽がある…》

《……うん》

《すげぇ!!…羽、さわってみてもいい、?》

《…いいよ》

《やったぁ!!》


________

________



》天使様がいたぞッ!!

》早く捕まえろ!!


《僕が君を守るからね、安心して?》

《ッでもピヤノは?》

《だって僕は天使だよ?大丈夫》


________



《やだッ、離してッ…助けてッ!!!》

《まて!ピヤノを離せッ!!》


________


《ピヤノ!!ピヤノ!!》

《大丈夫…だよ。僕は天使なんだから、すこし経てば…すぐ追いつくよ》


《だから待っててね。シャークんさん》


________

________



「消えろ」


________



「……ッ?」


どこだここ、俺は確か天使教に潜入してて…

……!!

そうか俺捕まったんだっけ、でもなんで?ここは我々国の医務室のはず、怪我も治ってる……


「あ!!シャケ起きた?!!?」


うるッさ…


「はいはいnakamu、騒ぐなら出てってね〜」

「ごめん」

「あ〜おはよーおねぼーさん」

「おはよ、なんか食うか?食欲ある?」


「ッぁ……ッ……」


?声が出ない、体が重い


「ご飯よりまず水だね」


しんぺい神さんが水を持ってきてくれたみたい。

ありがてえ


「1週間は寝てたからね」


……


!??!?イッい1、週間!??


「ほんっっとにびっくりしたんだからね!!」

「俺もびっくりだわ、ってかいつの間に俺ここに?」

「ピヤノがシャケ連れて帰ってきたの!!怪我が酷くて酷くて、もぅ、ほんっっとに…怖かったぁ……」

「まあまあ、シャケの隣で寝てるよ。ピヤノ」


nakamuを宥めながらきんときが教えてくれる。ちらりと隣を見るとピヤノが抱きつきながら寝ている。

こいつか重さの原因。感謝の気持ちと早く起きて離して欲しい気持ちを込めてピヤノの頭を撫でる。

……久しぶりにピヤノに触れた気がする。そっか、そんなに経ってたのか。ピヤノが天使教に連れ去られて、でもいつの間にか軍にいて、立場が違うせいであまり話すことが出来なくて。

ピヤノは天使教に連れ去られて、トラウマまでとはいかなくても辛い思いをしているはず。もう二度と行きたくなかったはずなのに、俺を助けるために来てくれた……


それならもう少しぐらい寝かせてやってもいいかなんてそんな事を思っていると


「ん”ん”ッ」


あ。起きた。


「……おはよ、ピヤノ」

「…おはようございます、シャークんさん。」


________




後日談も書くよてー

🎹🦈中心の軍+天使(?)パロ雑多

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