TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


・学パロ!

・ヤってない!

・mob大量発生!


kgt 『』

inm「」

mob []








[聞いた?あの子、パパ活…してたんだって。]

[聞いた、聞いた!しかも、違う学校の子殴ったんだって!]

[サイテー。生徒会長と仲いいから、あの子もいい子だと思ったのに。]

[ね〜。なんか裏切られた感じする。]

[あ、今の会話聞こえてたんじゃない…?]

[うわ、聞くんじゃねーよ。気持ちわるい…。]


[なぁ、あいつってお前の彼女寝とったらしいぞ。]

[は?そんな訳ないだろ。違う学校だし。]

[でも、他校の奴殴ったって言われてるし、本当なんじゃね?]

[まじかよ。結構信頼してたのにな。最悪だわ。]

[な。お前も一発殴ったら?他校の奴の仇で。]笑

[そうしようかな。ムカついてきたし。放課後呼び出して一緒にしよーぜ。]笑

[お前、最高。ついでに性処理とかもしてもらおーぜ。]

[サンセー。]



これは何の話か…って?

君は知らないの?あの人達が言ってた【あいつ】とか【あの子】は、オレの事だよ。

何でかって?そんなの、オレの方が聞きたいよ。

急にオレの良くない噂が広まって、いつの間にか嫌われていって…。

最初は、噂だってわかって仲良くしてくれた友達も居たんだけど…段々噂の方を信じるようになっちゃって。

誰が広めてるのかもわからない。何で、こんな噂を広めようとしたのかも…わからない。

わからない事だらけで、めんどくさくなっちゃって…。

もう、疲れたなぁ…。











[あ、ちゃんと来てくれたんだ。]

[あの、噂の伊波くんだし、来ないかと思ったわ〜。]笑

[それは言ったら可哀想だろ〜?]笑

「………。」

[おい、なんか言えよ。わざわざ話しかけてやってんのに。]

[まぁ、いいじゃん。今から嫌でも声出ちゃうんだし。]笑

[俺こいつの事抑えとくわ。後でちゃんとヤらせろよ?]

[わかってるって。]

「…っ、ちょっと、やめて…っ!離してっ!」

[おい、抵抗すんなよ。痛い思いすんのはお前だぞ。]

[伊波くーん、今から挿れてあげるから、しっかり見ておけよ〜。]

「っやだ、やだってばぁ…!離せ、離せよ…!」

[チッ、抵抗すんなって言ったよなぁ。]


オレの処女ってこんな奴らに奪われるの…?嫌だ、やめて。

そんな思いは届く筈もない。鍵が閉められ逃げ場もないだったから、助けなんて来る筈もない。もう無理だ。そう思っていた時___


『おい、何しとんねん!伊波から離れろや!』

「……っぇ…?誰…?」

[お前、何処から入ってきた!ここは鍵閉めた筈だろ!]

『そんなん、今はどーでもええねん。早よ離れろや。お前ら推薦貰ってたよな。チクってなかった事にすんで?』

[クソが…!お前ら、早く帰るぞ。]


入ってきた美少年が助けてくれた。

どうやって入ったの?何で助けてくれたの?いっぱい聞きたい事はあった。でも、取り敢えず感謝はしないと。


「え、と…助けてくれてありがとう。でも、君…誰…?」

『僕は叢雲カゲツや。伊波は僕の事知らんはずよね。』

「え、この学校で有名な人なの?」

『いや、そんなんやないで。僕が一方的に伊波の事知っとるから、伊波は知らんよな〜…って。』

「なるほど。…オレの事知ってるって、あの噂…?」

『あ、そうそう。伊波の事は噂で知ったで。』


やっぱり。カゲツも、俺の事嫌いなのかな。さっき助けたのも、何かの間違い…なのかな。


『…僕は別に、あの噂信じてないで。』

「え…?なんで、どうして?オレの事、本当に信じてくれるの?」

『当たり前やん!みんな、伊波がやっとる所見てないんやし!伊波もやって無いんやろ?』

「っうん…、オレやってない。やってないのに、どんどん広まっちゃって…」泣

『よく頑張ったやん。僕は伊波の味方やで。いつでも話したるし、遊んだる!』

「ありがとう、カゲツ。信じてくれて。」

『どういたしまして。…伊波、僕と一緒に暮らさん?家でも居場所ないんちゃう?』

「え、何で知ってんの…?」


そう、カゲツの言った通りに、オレは家でも居場所がない。

学校の噂が、親繋がりで知ったらしい。


「でも、カゲツの家に行ったら迷惑じゃ…。」

『迷惑やあらへんよ。寧ろ、友達とシェアハウスみたいなん出来てオモロそうやし。』

「本当…?じゃあ、一緒に暮らしたい…っ!」

『ほんまに?じゃあ、僕ん家帰ろな。ライ、明日からは無理して学校行かんでええからな。』

「ありがとう、カゲツ。」


計画通り……ってゆうやつや。

これで、ライは僕のもんや。もう、誰にも渡さへん。

わざわざ学校中に、ライの悪い噂広めたんやからな…。笑










〜おまけ〜









『ライ、学校行かんくなってから楽しそうやな。』

「ん、そう?悪口とか言われないし、カゲツとも一緒に居れるからかも。」

『ほんま?それは、嬉しいなぁ。』

「…ねぇ、カゲツ。聞きたい事があるんだけどさ。」

『ん、どしたん?何でも聞いてや。』

「オレの噂って、カゲツが流したの…?」

『…何で、そー思ったん?』

「んー、勘…かな。噂されて、カゲツと出会うまでが、上手く進みすぎてるんだもん。」

『…そうやよ。ライの言う通り、僕が噂流したんよ。ライの事を独り占めしたくて。…こんな僕、嫌い?』

「んーん、嫌いじゃ無いよ。正直、学校で普通の生活送るよりも…カゲツと居る方が楽しいし。」笑

『ほんま?実践して良かったわ。これからはずっと一緒やからな。』






この作品はいかがでしたか?

240

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚