テラーノベル
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🐿「○○……。俺、彼女できた」
『……え?』
やっと絞り出した言葉はこれだけ。
一瞬、テヒョンが言ってる意味が分からなかった。
『か、彼女が出来たって……だ、誰?』
🐿「…、隣のクラスの□□ちゃん」
……………嘘だ。よりにもよって、□□だなんて。
□□は、中学校のとき私をいじめていたうちの1人だ。
なのに、高校も同じだった。
そんな□□と……テヒョンが、、嘘だ。
テヒョンと私は小さい頃からの幼なじみで、毎日一緒に遊んでいた。
私は幼稚園の頃から、テヒョンにずっと片思いをしていた。
高校生になった今でも、テヒョン以外の人に心が揺れたことはない。
テヒョンは誰にでも優しくて、すごくモテている。
顔も性格もいいし、何でもできる。まさに完璧な自慢できる幼なじみで、初恋の相手。
『…テヒョン、私が□□にいじめられてたの知ってるよね…?何で付き合ったりしたの』
ついトゲのある言い方になってしまう。
仕方ないじゃん。信じられない、受け入れられない。
🐿「でも□□ちゃんは、○○をいじめてた事、すごく反省してた。今の□□ちゃんは、優しくていい子だよ。きっと○○も、今のあの子を見たら…… 」
『……っ、好きにすれば』
気がつけば私は背を向けて走っていた。
もう聞きたくなかった。
何。いい人になったからって、私は笑顔で□□と会えるわけない…。
どうしてテヒョンは分かってくれないの。何であの人と付き合ったりするの。
どんどんイライラが溜まって、どす黒い感情が出てくる。
『はぁ、っ、ぁ、はあ、』
泣きながら走っているからすごく息が苦しい。
幼なじみに彼女が出来たのもショックなのに、相手が最悪すぎる、。
どうしてこんな事になったんだろう。
やだ、ヤダ、嫌だ…っっ。
” どんっ ”
その時、誰かとぶつかった。
『…ぁっ、ごめんなさ……』
🐻️「……○○ちゃん?」
聞き慣れた声に顔を上げると、そこにはボムギュ先輩がいた。
『え、ボ、ボムギュ先輩…?』
慌てて袖で涙を拭く。
🐻️「どうしたの○○ちゃん…そんな顔して。可愛い顔が台無しだよ?ㅎㅎ」
『…っ、』
今は先輩のからかいが胸に染みる。
ボムギュ先輩はテヒョンの部活の先輩で、何回か3人で一緒に帰っていた。
『……、ボムギュ先輩、、テヒョンから話、聞いてますか?』
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