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貴方に酔ってもいいですか。
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太中
BL
学パロ
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中 「 あ”ぁ、 あちぃ … 」
まだ夏が始まったばかりというのに 、
気温は高く 額から汗がきらきらと流れ落ちていた。
普段は少し走った位で疲れないがこの暑さのせいか 息が上がる。
体育は好きだが、 最近は少し体がだるい
1人、汗ひとつかかず余裕そうに 運動をしているやつを見かけた。
長袖長ズボンと如何にも暑そうな格好をしているのに涼し気な顔をしていることに腹が立つ
そんな彼奴をみて窓から女子たちは甲高い声でかっこいいやら、王子やら叫びやがる。
たく、 何処がいいんだ 。
あんなやつの
中 「 ちっ、 」
そう舌打ちをすると 彼奴はにやにやしながらこちらを向いて近づいてくる。
太 「 何中也、 嫉妬?笑 」
人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべ俺にそう言った。
中 「 ちげ”ぇよ ば~か 、 」
太 「 へぇ … ? 」
中 「 し”ねっ “”!! 」
糞、、相変わらず本当に腹が立つ。
此奴に腹が立つのはそれだけが理由なのではないと思うと益々、
太宰を無視してびっしょりかいた汗を拭おうとすると ぴー っと 先生が笛を鳴らした。
集合の合図だ。
ベタベタして気持ち悪いが怒られたくはなかった為、走って向かった。
太宰はへらへらした態度で見ていた女子に手を振りながらゆっくりと向かっていた。
怒られていたがあまり気にしていなさそうだった
中 「 手前、、 あんま人に迷惑かけんじゃねぇよ 」
太 「 その分ファンサービスしてあげてるんだからいいでしょ 」
中 「 あのなぁ、、 」
とその先の言葉を言おうとすると
太宰の顔がすっと俺に近づいてきて
口と口がそっと、触れ合った。
所謂接吻というやつだ。
一斉に視線が集まり、皆がこちらを向いた
中 「 な”… 、/ / 」
ただでさえ暑いのにさらに体温が上がる、
そのせいがふらっとして思わず太宰にもたれかかるように倒れた。
視界がどんどん掠れていった
目が覚めると保健室のベットだった。
自分の唇を触りまた頬が赤くなる
太 「 あ、やっと目覚めたの? 」
それに上手く返事を返すことができなかった。
太 「 … もしかしてまだ気にしてる? 笑 」
太宰からしたら日常茶飯事のことなのかと思ったら胸がズキズキと痛くなった。
でも自分の気持ちを隠すかのように平然と
中 「 自惚れんな 」
といつも通りの言葉のつもりでいった。
太 「 てかなんであんな状態で体育受けてんの、”、 」
中 「 あんなって、 ? 」
太 「 いや 明らかに体調悪かったでしょ 」
自分でも気づかなかった事をこいつは知っている。
やっぱり頭いいんだな、、…
なんとなく 超絶うぜぇな、と思った
認めたくないが一応保健室に連れていってくれたのは多分此奴だからと思いいやいやお礼をした
中 「 ありがと ぅ、 … お前だろここまで運んできてくれたの 」
太 「 え、違うけど? 」
中 「 は”“?! … 」
太 「 無理無理~、、中也重いし… 」
お礼言って損した、、まじで一生の恥だ
そして太宰のデリカシーの無さにもはや感心した。本当になんでモテるんだよ
中 「 はぁ、、 」
太 「 あ でも服は私のだから洗って返してね 」
服、、?と疑問に思ったため 着てる服を確認した。 すると確かに自分のものと異なっていた
中 「 なんで … 」
太 「 君の服 汗でびっしょりだったからね、 優しい優しい治くんが貸してあげたって訳 」
心臓の鼓動が早くなる。
匂いを軽く嗅ぐと確かに太宰の匂いがした
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たまにはこういう純粋なのもいいですよねって感じです。
続き投稿するのか分かりませんが
いいねめっちゃついたら多分書きます!!
良ければお願いします🥺
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