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M.S🦊🎧
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sypci
死ネタ
syp「見てや。懐かしいなぁ、、ここ二人でよーあそんだな」
大切で暖かくて小さいけど俺より大きい手を離さないよう、壊れないように掴んで他より比較的整備された道を歩く。
返事をしてくれないのはわかってる。
でも話しかける。
大丈夫俺がおるから。
海に出た。
よく、二人で遊んだな
あん時もお前はずっと、苦しかったんよな。
それなのに笑いかけてくれてさ
俺本気で信じてもうたやん。
syp「ふふ、、ここ二人で城作った場所やね。」
「、、、、、」
syp「、、、行こか」
小さい頃この海はとてつもなく広く感じた。
今も昔ほどではないがとても広く感じる。
でもお前はこれよりもっと広くて深くて苦しいもん抱えとったんよな。
握る手に少しだけ力を入れてまた歩き出す。
何か話しかけようと少し笑いながら後ろを向くと、そいつは海の方をじっとみていた。
目に隈ができて、いつもぱっちりと開いていた目は力が抜けたように開いていた。
綺麗な琥珀色だった目は真っ黒に染まっていて光なんて宿していなかった。
syp「海、入りたいん?」
「、、、、、」
syp「、、わかった。ちょっとだけ入ろーか」
「、、、、、」
海に足だけつけて二人で水平線を見つめる。
周りを見渡しても人がいなくて、昼を少しすぎたこの時間はみんなどこかで仕事や学校に励んでいるからあたりまえか、、
ましてや夏でもなければ、なんなら冬に近いこの時期に海に入ろうだなんて誰も思わないだろう。
横にいる暖かい奴に目を向けると、そいつはずっと向こうを眺めてた。
おれも見返してみるが何も見えない。
ただ水面がぼやけて小さな島がいくつか見えるだけで、それ以外は本当に何も見えない。
でもコイツには何か見えてるんだろう。
「、、、、そら、とびたかった」
「そらとんであの向こうに、、、行きたかった。」
そいつは海の向こうを指差して呟いた。
何も見えないのにどこに行こうかわかった気がして。咄嗟に
syp「、、、おいていかんでや。」
と言っていた。
今度はあいつから動き出す。
前へ前へ
俺も歩いた。
大丈夫。ずっと一緒にいたるよ。
苦しいのか、アイツは目を見開いて口をハクハクと動かしていた。
でも上がろうとはしない。
大丈夫。俺のわけてやるよ。
アイツの頭と背中を掴んで引き寄せて、分けてあげた。
でも気休めにしかならなかったみたいや。
アイツはゆっくり目を閉じて下に落ちていく。
俺の意識もなくなってきて、苦しいなとか、冷たいなとか色々考えてた。
最後にずっと掴んでたアイツの手を今まで以上に強く握りしめた。
「また一緒になろーな、、。ci」
アイツがかすかに笑った気がした。
とても短く意味不な展開にしてしまいすみません。
今の流れををざっくりといいますとね
生まれたときから色々ありまして、それでも笑顔で過ごしていたciくん。
↓
そーして生きていればやっぱり疲れますよね?
↓
疲れて会話もろくにできなくなって、そんな時にかつての親友sypくんが現れます。
↓
sypくんも色々あり、かつて(今も)生きる意味をくれたciを訪れるが彼は精神的に疲れ果てて自殺寸前でした。
↓
ciが行くなら俺も的なかんじで思い出の場所を巡り。最後に自殺。
という感じです。
本当はもっといい感じに差し上げたかったのに、主の語彙力不足がすみません。
また色々出すと思うのでぜひ見に来てください。
質問等はなんでも受付ます
コメント
2件
良い話ですやん!!!
もう、胸がぎゅってなりました……。 sypくんがずっと握りしめて離さない手とか、「おいていかんでや」って言った言葉とか、全部が優しくて苦しい。 最後の“ci”のかすかな笑顔、見えた気がします。 一緒にいてあげたかった、でもそれができなくて切ない。 とても短いのに、大切な想いがぎっし詰まったお話でした。素敵でした。