テラーノベル
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若井side
「あ、…」
何回も何回も練習してるのに音のズレが生まれる
「元貴、これどうやるの?」
「ん?これはね、」
…元貴ってやっぱりすごいや。教えてくれたことやったら俺上手く弾けたじゃん
「すごいね、…ありがとう」
羨ましいなぁ、
それから何時間も練習している。元貴も涼ちゃんも一緒に
「なにここ難しいよぉ、〜泣」
「涼ちゃん大丈夫そ?笑」
涼ちゃんも苦戦しているみたい。でも俺よりかは全然上手い。
「また間違えた…」
なんか今日全然上手くいかない。なんか少しだるいし、頭クラクラする
それでも弾き続ける。
「ぅ”、…」
さっきより悪化している気がする、もう帰ろうかな、
「2人ともごめん、ちょっと体調悪いから帰るね…」
「え、大丈夫なの…?」
「っ、大丈夫だし、…」
なに強気になってるの自分。心配かけたくないからって
「若井ちゃんと休んでね、?」
「…ぅ、ん……わかってる」
もう話す気力もない。ごめんね
「微熱…?」
家に帰って体温を測った。そこまで熱は高くないけど身体がだるい
「もう寝ようかな、」
・・・
朝また体温を測ったけど37.2度。昨日とあんまり変わらないけどやっぱりだるい
「頭痛い…」
2人には申し訳ないけどお休みにさせてもらう
「…どうせ俺なんていなくても、っ…」
胸が苦しかった。すぐそんなこと考えちゃうの本当にやめたい
「もっと練習しなきゃ……、?」
ギターの方へ手を伸ばし、練習に取り組んだ。
ほんとバカだよね笑
𝐍𝐞𝐱𝐭♡100
コメント
1件
わああああ😭 1話だけで大興奮する作品だ😭 次の話もめっちゃ楽しみにしてます🥹