テラーノベル
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### 【第1段階・朝】小さな違和感
目を覚ましたダダドゥー卿は、いつもより身体が重いことに気づいた。
「……妙だな」
起き上がる。
その瞬間、頭がほんの少しふわっとする。
「……」
数秒じっとしていると、感覚は戻った。
額に手を当てる。
「……少し熱い?」
喉も少し乾いている。
だが、歩くことはできる。
「気のせいだ」
そう言って、いつも通り振る舞った。
-–
### 【第2段階・昼】症状がはっきりする
昼頃。
身体の内側から、じわじわ熱が広がっている。
「……暑い」
周囲は普通なのに、自分だけ暑く感じる。
歩くと、いつもより疲れる。
数分歩いただけで身体が重くなり、少し休みたくなる。
「……まだ昼だぞ」
自分に言い聞かせる。
頭も少し重い。
考えようとしても、普段ならすぐ出てくる言葉が一瞬遅れる。
それでも誰かが来れば、
「何だ」
いつものように返す。
ただし、声は少しだけ弱い。
-–
### 【第3段階・夕方】隠すのが難しくなる
夕方になると、さらに熱っぽくなっていた。
額だけでなく、頬まで熱く感じる。
身体にはだるさがあり、立っているだけでも疲れる。
「……っ」
歩いている途中で、一度立ち止まる。
頭がぼんやりして、周囲の音が少し遠く感じる。
「……大丈夫だ」
壁に手をついて数秒休む。
そして、誰かが来る気配がすると――
すぐに手を離す。
姿勢を正す。
「何でもない」
しかし、呼吸を整えるのに少し時間がかかる。
(……まだ、バレていない)
そう思いながら、何事もなかったように歩き出す。
-–
### 【第4段階・夜】かなりつらくなる
夜。
ダダドゥー卿は椅子に座ったまま、なかなか立ち上がれなかった。
身体が重い。
頭がずきずきするような重さ。
喉も乾いていて、声を出すたび少し違和感がある。
「…………」
目を閉じる。
熱のせいでぼんやりする頭を、なんとか働かせようとする。
「……今日は……もう休むか」
しかし、その直後――
「ダダドゥー卿?」
廊下から声。
「!」
反射的に背筋を伸ばす。
「どうした?」
「……なんか、声が変じゃない?」
「気のせいだ」
即答。
「本当に?」
「問題ない」
そう言い切る。
けれど相手が去ったあと、ダダドゥー卿は再び椅子に深く座り込む。
「……危なかった」
額に手を当てる。
朝とは比べものにならないほど、身体が熱く感じる。
それでも――
「……まだ、誰にもバレていない」
そう呟き、目を閉じた。
その言葉とは裏腹に、ダダドゥー卿の体調は確実に悪化していた。
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#原作無視、キャラ崩壊、口調迷子
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コメント
1件
みぅです🤍🥀 第11話「熱」、読ませていただきました。 ダダドゥー卿が体調を隠しながら「まだバレていない」と言い聞かせるの、すごくもどかしくて切なかったです…。 朝の“少しふわっとする”違和感から、夜には椅子から立ち上がれなくなるまでじわじわ悪化していく過程が丁寧に描かれていて、逆に心配になるほどリアルでした。 声が変だって言われた時の焦りと、それでも強がるところ、ダダドゥー卿の性格がよく出てるなあって思います。 この後どうなっちゃうんだろう…次が気になります🌙