遺書、
皆さんこんにちわ。
元気であろうか、
きっと、元気であろう、
いや、元気であれ
私のようにならないでおくれ
私人生の分かれ道にいる
片方は死でもう片方は苦だ
私は死を選んだ
苦とは、生きること
人によっては生きることの何処が苦なのかよく分からない、という人もいるであろう、
しかしながら、私はその人間の中の一人にはなれなかった、
なろうとした、自分ではそう思っていた
努力していなかった、後悔をただただ繰り返す人生だった、
私達はいつだって生きている限り選択の繰り返しだ。選んで、選んで、選んで最終的に死を選ぶ。
私が死を選ぶのはごく一般の生き方と比べれば早かったのであろうな、
だがそれほどまでに選択肢がなかった、
最初はみな同じ選択肢、スタート地点にたっている、そして努力して進んでいくのだ、そう私の担任の先生が言っていた、
だが違う
そうでは無い
これは機械アプリ
ネットの人生ゲームである、
まず最初のスタート地点は皆バラバラである。
お金持ちのところに生まれた課金者
貧乏なところに生まれた不具合者
一般家庭に生まれた初心者
スタート地点なんてものはバラバラなのだ、高校生くらいで子をもち捨てられるものもいれば、不幸に会い死を選ぶ事もあるだろう、。
人は皆そうやって生きている。
これが人間の定めだと、そう思って生きている
私は課金者でスタート地点から少しばかり離れていた。
選択肢は様々だった
どれも面倒臭い選択肢ばかりで
全て自分の楽な選択肢を選んできた、
そうしていると何も得られず
周りから人は減り
信頼も減り
全てが減っていき
中学生になった
誰でもわかるであろう、
こんなものはいらないのだと
こんな課金者はいらないのであろうと
親にも心底ガッカリされた
もちろん結果は虐に至った
そうして生きていると選択肢とはすごく選択の幅が減っていくのだ、
私には最終的には苦と死しか残らなかった
みなはこうならないで欲しい。
人間の人生、生き物の人生は全て
人生ゲーム
と同じなのだ
これで私の話を終わる
どうか、選択肢を間違えないで生きておくれ、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
————-キリトリセン————–
おしまい、
(フィクション作品)
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