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???.side
《 …なんで、…なんでやろ 》
《 次こそは……ッ、 》
《 次こそは絶対に成功させるから…! 》
《 …メモを残しとけばいつかは、……! 》
《 お願い…… 》
akn.side
「 昼休憩もう終わったよ~… 」
『 なー、短すぎん?w』
「 ん?なにこれ 」
俺の机の上に見覚えのない紙があった
「 んー?なになに?なんか書いてるぞー 」
おい!昔の自分!!
放課後は██fwっちと遠回りして帰れ!!
こう書いてある
メモにはfwっちと書いてある部分の前が黒く塗りつぶしてある。
黒く塗りつぶした部分をよーく見てみるが…
にんべんっぽい…?わかんない……
「 はぁ?なにこれw 」
『 ん?どしたー? 』
「 いや、これが俺の机の上にあってさ 」
『 おーん、なるほど? 』
「 アニメじゃあるまいし誰かのイタズラだろうなー 」
『 ……一応遠回りして帰らん? 』
「 え?あー…でも今日おれ急いで帰りたいんよな 」
『 そっか、……ぅん、ならまぁ…いっか!笑 』
「 あ、もう授業はじまるで! 」
『 ホントや!じゃ、俺席戻るなぁ 』
放課後___
あの紙のことなんて忘れて帰っていた
「 明日テスト無理なんだけどー!!! 」
『 わかるわ~ 』
いつも通り他愛のない話を繰り返す
ピッポーピッポー
「 ここの信号長いから助かるよな 」
『 それなー急いでる時とかまじ助かるわ~…笑 』
「 ねー! 」
その時___
『 ……ッakn!!!危ない!!!!』
「 え、 」
fwっちは俺を庇って信号無視の車にぶつかった
ブレーキ音が鳴ったすぐあと
人間からとは思えないほどグロテスクな音がした
周りからは悲鳴が鳴りびびく中
俺は立ち尽くしていた
あ、そうだ。
俺
これ何周もしてるんだ
まただ、
助けられなかった
次こそは必ず
続く…??