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時計の針が午前0時を少し過ぎたころ。
シェアハウスのリビングには、ほんのり灯りが残っている。
ソファの上では、涼架が毛布に包まってうとうとしていた。
元貴「寝ちゃった?」
キッチンから戻ってきた元貴が声をかけると、涼架は目を細めてゆっくり顔を上げた。
涼架「……起きてるよ。待ってた」
その言葉に、元貴の口元がやわらかくほころぶ。
元貴「可愛いこと言うじゃん」
隣に腰を下ろして、涼架の髪に指を通す。さらさらとした前髪を撫でるたびに、涼架は小さく笑って目を細めた。
その隣に滉斗もやってきて、反対側に座る。
3人で並ぶと、自然と肩が触れ合った。
滉斗が毛布の中に手を差し入れ、涼架の指先を探す。
冷たい指先を見つけると、そのままぎゅっと包み込んだ。
滉斗「手、冷たい」
滉斗「元貴がココア淹れてくれたのに、飲む前に寝そうになったでしょ」
滉斗が笑うと、涼架は照れくさそうに頬を赤くした。
涼架「だって……ふたりの声、安心するんだもん」
その一言に、元貴も滉斗も一瞬黙る。
そして次の瞬間、ふたりの視線が自然と涼架に集まった。
そのまま、元貴がそっと涼架の頬に手を伸ばす。
親指で頬をなぞりながら、低い声で囁いた。
元貴「そんなこと言われたら、離れられなくなるよ」
そして唇を、涼架の頬に落とした。
涼架が息をのむのを感じながら、滉斗が首筋へと顔を寄せる。
滉斗「俺も…欲しくなる」
涼架の耳元に囁いて、そのまま軽くキスを落とす。
「……っ、ちょ……」
涼架の声が小さく震える。
その反応が愛しくて、ふたりは顔を見合わせ、微笑んだ。
元貴が涼架の頭を胸元に引き寄せると、滉斗も背中から抱きしめるように腕を回す。
涼架は二人の間にすっぽりと収まり、あたたかな息づかいに包まれた。
元貴「ほら、もう寝ていいよ」
元貴が囁くと、涼架は小さく頷く。
涼架「うん……ふたりの声、近くで聞いてたい」
滉斗が笑いながら、涼架の髪に唇を落とす。
滉斗「じゃあ、朝までこうしてよ」
涼架「……うん」
3人の呼吸がゆっくりと重なっていく。
窓の外では月が静かに照らし、毛布の中には、
甘くやわらかなぬくもりが満ちていた。
ズシャm(_ _;)mャャャごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
最近全然出せてませんでした。ちょっとこれには理由(?)
があって、アプリは開くんですよ、よっしゃーやるぞ!!って
でもどうしても描く気になれないっていう、、、うちたまにそういう事あるんですよ、なんか理由はないけど学校に行きたくないっていう感じ!ほんとすいません、ごめんなさい