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今日はおうちデートの日。元貴が僕の家に遊びに来ている。
たくさん遊んで、たくさん食べて。
お風呂も入ってあとは寝るだけ。
僕がソファで携帯をいじりながらごろごろしていると、元貴が上に乗ってきた。
大森「ね、涼ちゃん。」
藤澤「んー?どしたの〜?」
今日は甘えたさんの日なんだな、なんて思いながら僕はスマホから目を離さずに答える。
大森「今日楽しかったね!」
藤澤「そうだね〜」
大森「ご飯おいしかったね!」
藤澤「そうだね〜」
同じような返事ばかりする僕が不満なのか、
元貴の話す声が止まる。
大森「…ねぇってば。」
大森「こっち見てよ。」
拗ねたような声で僕を呼ぶ。
ちらっと目を向けると、ほっぺをぷくっと膨らませている。
その姿がかわいくて、少し意地悪してしまう。
藤澤「後でね〜」
大森「…」
大森「若井かっこいいよね」
藤澤「そうだね〜」
大森「僕ってかわいいよね」
藤澤「そうだね〜」
大森「…今日えっちしたい…。」
藤澤「そうだね〜」
ん?僕の聞き間違い…?
藤澤「え、今なんて…」
大森「お皿洗ってねって言っただけだしっ」
絶対うそだ。
急いで体を起こすと位置が逆転し、正常位のような体制になる。
大森「えっ、あ、ちょっ」
藤澤「ねぇ、さっきのもう1回言ってみて?」
大森「えっと…」
もう既に真っ赤になっている元貴の顔をじっと見つめ、その言葉を待つ。
大森「…え、えっちしたいですっ…///」
恥ずかしさに耐えきれなくなったのか、両手で顔を隠しながら、そう口にした。
藤澤「へぇ…そんな可愛いこと言ってたんだ?」
藤澤「どうなっても知らないからね」
その後めちゃくちゃにヤりました。