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何が書きたかったのかよく分かりませんがとりあえず赤水にすればよかったかなぁと少し後悔してます。 いやでもセiフiレ関係なら桃水が最適解なのか?? 深夜で頭回ってないので何が言いたいのか、何を書いているのかよく分かりません。 好きなカプ何????
お気持ち程度のエイプリールフールネタ(数日の遅れは誤差)
桃水
R-18
水side
『今日来る?』
時刻はとっくに夜の22:36
暗い部屋で先輩に押し付けられてしまった仕事を黙々と進めている最中、携帯に一通の通知が来る。
相手はないちゃん。
ぼくとないちゃんは、所謂セフレ関係。もちろんどっちもフリーで、どちらかに恋人が出来たら今までのことは全部水に流して綺麗にお別れって約束の上での関係。
『んー。いつまでおきてんの笑笑』
『待機してた。』
『なんかごめんじゃん。作業終わったらいく、23時くらい』
『あ、ゴム買ってきて。』
『わすれてなければ』
素直に来てって言えばいいのになぁ、と軽く口にして携帯を再度机に戻す。
23時くらいって言っちゃったけどこの量おわるかなーー、あかん無理すぎる
狂ったように死ぬ気で作業を進めていると時刻は22:52
23時にないちゃん家に行くと言ってしまった為、まだ半分ほどある仕事を一旦やめにして最低限の荷物を手に持って家を出る。
ぼくの家からないちゃん家はそこまで遠くないので、眠気でぽやっとした体を無理やり動かして歩きで向かう。
ドラッグストアを通り過ぎた少しあとにあれ、そういえばゴムのおつかい頼まれてたよなーと思い出したが、当たり前に戻る気力なんてないので素通り。
ゴム無しでえっちもいいかなって理由もちょっとあるけどそれはキミとぼくのひみつ。
『ついたよ』
一応この関係のおかげで合鍵は持っているが、毎度毎度ないちゃんに開けに来てもらう。
お出迎えあったほうがなんかいいじゃんね。笑
「ん、いらっしゃい。」
肌寒い外で数分待っていると、ドアの開く音と共にぼくが好きな優しい低い声が聞こえる。
おじゃまします、と一言放ち、無言でないちゃんのあとをついていく。毎回こうだけど未だにすこし気まずい。
「ん、ゴム買ってきてくれた?」
「んーん、わすれちゃった」
「なに、生でしたかったの?」
「うざ、」
気持ち程度にそこらへんにあったので着てきた上着を脱ぐ。ほんとうは今日来る予定じゃなかったからパーカー1枚だけのすごい無防備な格好なんだよね。
「お風呂はいる?」
「もう押し倒してんじゃん。どーせ行かせてくんないでしょ」
「あは、バレた?」
普段はすごいクールで、真面目で、性行為なんて言ってしまえば汚い行為とは全く無関係そうなのに意外と欲が強いとこ、なんなの。
いや普段があれだから溜まってるだけ?
何にせよギャップってえっちだよねって。
「っは、んく’……、っ❤︎」
「しー、何時だとおもってんの。笑」
「っっぉ、あ’…っ❤︎❤︎」
こえだすなっていうくせにいきなり奥突いてくるの、ばかなの、きもちいんだけど。
後ろから腰抱かれてて、荒い吐息が耳に直接あたるの。いつも通り余裕そうに耳元で喋ってくるけどホントは余裕無いのなんてぜんぶわかるの。
「いむ、すき、…っ’… ❤︎」
「ぁ、あ、’…〜〜っ❤︎❤︎」
頑なに言わないよって言ってたのに、きゅうになぁに、そう言いたかったけど中に出される感覚とないちゃんの声、発言のせいであたままっしろで、あえぐことしかできない。
やめてよ、ぼくもすきなの。
「んん’……、ぉくにだしすぎ、…。」
「ごめんごめん。久しぶりだったからテンション上がっちゃった〜笑」
「はぁ……、’??」
ベッドの上で髪も顔もぜんぶ乱れた状態で横たわるぼくと、散らかったベッド周辺を軽く片付けるないちゃん。
全裸なせいでないちゃんが歩く度にさっきまでぼくのおなかにはいってたのがチラついてちょっとうざい。ぼくが性欲強い事を分からされてるみたいなの。さいあく。
「……ね、いむ」
「んー、’…。」
「俺最近気付いたんだよね。」
「好きでもないヤツ、ましては男とセックスするのってやっぱ嫌だなぁって。」
「は、」
「一応イけるし性処理としてはいいんだけどさ。やっぱ好きな子抱きたいかなって。」
なんで、なにきゅうに、ぼくじゃ満足させてあげれなかった?でも、毎回よぶのないちゃんじゃん、この関係になっちゃった発端もないちゃんじゃん、なにいまさら、
「………なぁんてね。」
「……は、…?」
「アホ面おもれ〜〜〜笑 ん、ほら、今日エイプリルフール。4月1日」
「……」
ぷぷ、とニヤつきながら携帯を見せてくるないちゃん。
4月1日って日付を見せたいんだろうけど、ロック画面の寝顔のぼくにしか目がいかない。なんで?いつ撮られたの?なんでぼくなの??と無数のはてなが脳内を埋めるが、なんとかかき分けたどり着いた先の問いかけが
「さっきのすきはうそなの?」
何気なくぽつりと呟いた言葉だったが、ないちゃんの表情は驚きと焦りが混ざった表情から、徐々にすこしニヤッとした表情へと移り変わる。
「俺といむ、日付が変わるすこし前にイったんだよ。」
「は、え……??」
なにそれ、どういうこと??
そんなのエイプリルフールのウソじゃなくて何も無い日の本心の好きなんだよって言ってるようなもんじゃん、
「あのね。俺、セフレになる前からずっといむの事が好きだったんだよ。」
「え、……??」
「セフレなったのも、すこしだけでも、どんな手段でもいむに近づきたくて、いむの脳内を独占したくて。」
「ごめんね、こんな汚いやり方で。」
そんな申し訳なさそうな顔しないで。どんなことでもないちゃんにされた事ならなんでもすきなの。汚いのはぼくなの。
「まって、よ。ぼくも、ぼくもすき。」
「今まで言ってきた好きも、その前から言ってた好きもぜんぶ恋愛感情のすき。」
「は、」
「どんな汚いやり方でも、すきなひとからだったらなんでもうれしいの。こんなぼくでもすき?」
「うん、うん。あたりまえ、すき。大好き。」
「…俺と付き合ってくれませんか。」
「うん、…!おねがい、します…!」
ここまでくると短編では無くなってしまうので終わりです終わり。
続きは皆様方の脳内で生成してください。私はもうお手上げです(あ)