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かなた
瑠渡🕊🤍
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注意
*💫🎨×❣️🌸
*甘々
*恋人設定。活動してます。
言い訳:甘くてふわふわな瑞赫が見たいと思いまして。
Relu side
『 あー、疲れた… 』
長いこと睨めっこしていたパソコンから目を離し、壁にかけられた時計を確認する。
只今の時刻は午後1時。
『 ほぼ半日ぶっ通しか… 』
そんなに長く作業をしていたのかと自分自身も驚いた。
きっとこの後は集中力も切れて、しばらくは死んだように寝るんだと容易に想像できる。
そして思考が横道に逸れた時ほど、今の自分の状況を思い出す。
『 お腹すいた… 』
空っぽな胃がれるの身体の中で喚いている。
そういえば冷蔵庫の中に昨日の夕食のあまりがあったことを思い出して、電子レンジに速攻突っ込んだ。
文明の利器とは偉大なもので、あっという間にほかほかの昼食が完成。
適温になった残り物を食べながら、今日の予定を思い出す。
…そう言えば会社に忘れ物を放置したまま。
夕飯の買い出しのついで、ということにして後で取りに行こう
なんて、まだ回りきっていない頭でこの後の予定を軽く考えていた。
買い出しも無事に終わらせ、忘れ物回収のために最後にちらっと事務所に寄った。
事務室を覗くと見慣れた赤髪が1人。
この時間にスタッフさんが1人もいないのは珍しいな、と思いつつ声をかけた。
『 おつ、何してんの? 』
「 仕事。 」
完全に死んだ声のこえくん。
へぇ、珍しい日に遭遇したな…
『 …どうしたん、珍しく声死んでるやんけ 』
ついでに目も結構しんでる、
珍しく寝てなさそうなちむを発見。
年にギリ二桁遭遇する徹夜のちむ。
例えるなら、そこらのRPGのレアモンスターとの遭遇するくらいの遭遇率。
こういうときは…
『 今日麻婆豆腐でも作ろうと思ってるんやけど、食べる? 』
「 ん~… 」
しばらく考え込んで、渋そうな反応をするこえくん。
多分今こいつの頭の中では脳内会議が起こっているんだらうなと予想しつつ、さらに追い打ちをかける。
『 この前観たいって言ってた映画もあるで? 』
こんなやばそうなちむを見つけたからには放置して帰る訳にはいかない。
ここで下手に放置するとさらに悪化して体調を崩してしまう可能性もある。それはとてもまずい。
とりあえず本人が好きそうなものや最近の話題から興味のありそうなものを手当たり次第並べてこちら側へ引き摺り込む。
伊達に5年以上メンバーをやってないので
流石にこえくんの好みくらいは把握しているつもりだ。
「 …じゃあ行く。 」
意外とすんなりれるの提示した条件を呑んだちむ。
説得には時間がかかるだろうと覚悟していたので意外な結果だった。
『 ん、お~け、じゃあ後でな 』
まぁそれだけ疲労が溜まっているんやろうなと思いつつ事務所を後にした。
「 お風呂ありがと…その… 」
なぜか申し訳なさそうに眉を下げるちむ。
まだ濡れた髪の毛から水滴が滴っている。
時刻は午後9時。
もうすっかり夜も更けて良い子はベットで寝る時間。
とりあえずちむを我が家まで連れ込み、お風呂に入れることに成功。ちょっとはさっぱりしてくれたのならいいのだけど。
『 ほら、風邪引くから早くこっちこい 』
なにか言いたげなちむをひょいひょいと手招きして自分の膝の上まで誘導する。
仕方がないので今日は特別にこのれる様が髪の毛を乾かしてやろうではないか。感謝しろよ!!
…こうやって近くに居る時いつも思うのだが
ちむからはいつも花っぽい匂いがする。どんなシャンプー使ってるんやろ、といつも思うが聞いたことはない。
けど今日はれるの家
まぁ必然的にさっきこいつが使ったシャンプーはれるのと同じなわけで…
綺麗な赤い髪かられると同じ匂いがする。
石鹸っぽい、すっきりした香り
十分に水分を飛ばした後に少し冷風でさらっと乾かして完成。
つやつやな髪の毛。我ながら上出来。
つやつやさらさらすぎて、思わず触りたくなる。
「 ん、ありがと… 」
小さくお礼を呟いたちむに『 どういたしまして~ 』と適当に返事をした。
『 …眠い? 』
「 ん~… 」
その紫色の目を細めて不機嫌そうな声で答えるちむ
眠気は津波のように押し寄せるものなので少しずつ意識が朦朧としてきているのだろうか。
ぼんやりと向こう側を見つめている。
『 笑 、眠いんやったら先寝といてもええで? 』
無理やり起きようとするこえくんを止めるべく優しく頭を撫でてやる。
言うならばふわふわの動物を撫でるイメージ
しばらく撫で続けているとふんわりと重さを感じた。
甘えるようにこちらに体重をかけてくるちむ。
普段はれるにツンデレだ、猫だとか言ってくるくせにこれではどちらがツンデレなのかわかったものじゃない。
だがそれはそれとして…
『 体痛めるぞ~…ベッドで寝ろ~、 』
ぽっぺをぺしぺしと軽く叩いてみても反応なし。
この赤色完全に瞼を閉じて入眠しやがりました。
完全に油断していた…
確かに寝てええとは言ったけど、、
まさか膝の上で寝落ちするとは…
ここまで素直だと心配になってしまう。
これでれるが悪い人やったらどうするんやろ。
仕方ないので抱き抱えてベッドへ連行。
れるは1人暮らしなので当たり前だが我が家にはベッドが一つしかない。
シングルベッドに2人は狭い。それは常識。
だからいつもはソファーにでもこの赤色を放り投げて自分は1人ベッドで寝ているところなのだが…
しゃあないから今回だけ特別にれるのベッドに寝かしてやる。
お姫様抱っこからだと体勢的にベッドに運びやすくていい。
天使みたいな顔ですやすや眠るこえくん。
この顔が見れるのはれるだけ。
自分だけの特等席だと思うと少し優越感が湧いてくる
ちむが寝ているベッドにゆっくり腰を下ろす。
邪魔そうやったから顔にかかっていた前髪をあげてやって、そのまま優しく撫でてみた。
『 かわいい… 』
「 …んぇ……? 」
物音に気が付いたのか、うっすらと目を開けたちむ。
『 …起こした?ごめんな。 』
「 …ううん、 」
随分と眠そうな声、まだ夢の中なんかな。
多分れるが何かしなくてももう一回眠るだろう。
「 なんか、れるさんがいて、安心した… 」
そうやって微笑む姿が、あまりに天使すぎて…
『 … 』
耐えきれなくて口づけをした。
「 …へぁ…っ、? 」
『 ん、かわいい… 』
何が起こったのか理解していない様子のちむをそのまま抱え込んで抱きしめる。
顔赤くてかわいい…
もうこの音がどちらの鼓動かもわからないほどの近さで愛を伝える。
『 すき、大好き。 』
「 んん…っ、僕もすき… 」
れるの好意に一生懸命応えてくれるこえくん。
耳まで真っ赤なのに頑張って応えてくれるのが愛らしい。
そんな姿を見ているともっとしたくなってくる。
『 ちむ…もっかいキスしていい? 』
いちゃいちゃした後仲良く寝たと思います。
多分。
多分これが最終更新ですね。
テラーはもう更新するつもりがありません。