「此処は、何処だ、、、?」
目覚めると何も無い白い部屋にいた。
ドアも電球もなく、
隣には恋人のゴーゴリが眠っていて申し訳ないと思いつつ起こす
「は、、、、、、、、、?う、そ、でしょ、、、」
起きたゴーゴリは私の後ろ側を凝視する
私は釣られてバッと後ろを振り返るが矢張り何も無い
「?何も無いが、どうしたんだ?」
「、、、、、、、、、、、、、、、、、何も無いって、、、、みえないの、、?」
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『片方しかお題が見えない部屋』 「 」
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目を見開いたまま硬直するゴーゴリにただでは済まない雰囲気を感じ取り、
落ち着けるように、と背中をさする。
「、、、、」
肩を震わす彼は泣いている様で、握られた拳からは少し血が流れていた。
数分間沈黙が走りどことなく気まずい雰囲気が流れる
「、、、、前から思ってたけどさ、
罰ゲームで、告白した、だけで、本気になってさ、
気持ち悪いよ、君
僕にはずっと好きな人がいるのに、」
「は、、、、?誰だ、?ヒョードルか?」
とんでもないことを言い出したゴーゴリの肩を掴み、揺さぶる
「君に関係ないでしょ、そんなんだから嫌われるんだよ、」
強い憤懣をぶつける様に抵抗する彼のジーンズを脱がせ、
嬲った。何度も謝り、制止するのを無視し、ひたすら獣の様に腰を打ち付けた。
「もういい、」
彼の首に手を置き力を籠める
もう抵抗する体力もないのか無抵抗で、数分後には完全に動きが止まった
瞬きすらせず腫れた瞳でただ私だけを見つめていた。
と、同時にどこからともなく出口が現れた。
私は、理解した。いや、してしまった
「あ”、、、、、、、、ぁ”、、?に”、こ”、、、、ら”い”、?」
私の足元には、恋人だったニコライの亡骸が転がっていた
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______「片方が死なないと部屋出られない部屋。」
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