テラーノベル
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続きです
桜 「、、、結局。なにもできないままなんだ。」
~教室~
蘇枋 「桜君!何の話してたの?」
柘浦 「わしのプロテインで元気にしようって話してたんや!」
桜 「、、、」
蘇枋 「安定の無視だね。」
楡井 「、、?あれ、どうしたんですか桜さん。
やっぱりまだ体調戻り切ってないんですか?」
桜 「言いたいことがある。」
桜 「、、今まで自分で全部、何とかすることを強要されてきた
でも、できなかった。思うように体が動かず、ザコにもてこずって、
そんな奴が級長でがっかりしたと思う。でも、、っ、、、、、、」
、、無理だ、、、
自分の弱いところを見せたら、、弱みを突かれる、、、
ダメだ、、、全員”敵”、、、なんだ、、、”仲間”なんかじゃ、、
ペチッ!
蘇枋 「はい、デコピン。」
桜 「????」
安西 「ふざけんなよ桜てめぇこの野郎。」
蘇枋 「ちょっと心外だね~。」
桐生 「ひどいよ桜ちゃん。」
柘浦 「美学がないわ、、、」
桜 「???」
蘇枋 「桜君。人間は迷惑をかけられて、かける存在なんだ。
それにそれは悪いことではないんだよ。
君はずっと一人だったみたいだから急には無理だろうけど、
少しずつ慣れていくといいよ」
楡井 「それに、がっかりなんてしてません!」
安西 「みんなが傷づいたことに傷ついてクソ真面目に悩んでる級長見て
どうしてがっかりするんだよ!
俺たちがそれを迷惑だと感じてがっかりする奴らだと思ってんのか!?
ふっざけんな!そんな奴が風鈴にいるわけねーだろうが。
不器用だろうが面倒かけようが、、
おれ自身を見てくれる人。
今まで一人しかいなかった。
でも、、、、もし、本当にこいつらが
俺を見てくれるなら、、、
蘇枋 「俺たちだって弱くてダサい所はいっぱいあるよ。」
楡井 「だからって迷惑になるわけじゃないんです。
みんなで支えあったりするんですよ。」
桜 「、、、、」
桐生 「俺たち”仲間”だよ~。”敵”じゃないんだからさ、」
桜 「、、、、」
蘇枋 「君は今まで”敵”のいる環境が多かったんだね。」
敵、、、
そうだ。全員敵だ。仲間はいない。
蘇枋 「はじめは無理かもだけどさ。
”仲間”を信じれるようになろうよ。」
もし、信じれるようになったら、、、
新しい道幅が増えていく。
、、、意気がしやすい所、、、
筋肉をほぐすことができるところ、、、
楽に立てる場所があるなら、、、、、いや、、あるから。
桜 「、、、」
安西 「、、、よし!」
桜 「、、、?」
安西 「俺たちのことを知らなすぎる桜のために!親睦会をやろう!!!」
柿内 「おーう!!!いいな!!!」
成田 「何食う!?」
「焼き肉!」
「バッカ、そんな金ねぇよ!」
「ケーキケーキ!」
「もんじゃ!」
蘇枋 「桜君は何が食べたい?」
「もんじゃもんじゃもんじゃ、、」
「ケーキケーキケーキ、、」
「焼肉焼肉焼き肉、、」
桜 「、、、オムライス。」
”俺”を、認めてくれる、、、
受け入れてくれるかな。
はいどうでしょうか!あぁ、、どんどん初期桜から遠くなっていく、、
スレてるほうが好きなんですよね。
終わります。
コメント
5件
好きすぎる!!めちゃ好き!! もうね、全てが最高!!!!!! 今回も最高だった!次回も楽しみにしてる!