テラーノベル
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こんにちは!
さんちゃんです。
最近少し涼しくなってきた気がします。
クーラーが効いた部屋にこもってるからなのかもしれませんけど😅
では、見ていってください。
どうぞ!
「あの日以来ですね。」
「はは、時間取れなくてすいません。…アルバイトと大学の予定が詰め詰めで。」
「いえいえ、僕も忙しかったですから。」
2人でたわいのない話をして、笑い合う。
「最近、飼っている猫が俺の布団を破ったんです。」
「えーっ、そんな!」
「でも、怒らずに我慢しましたよ。…「コラ」って、小さい声で言っちゃっただけで。」
「言ってるじゃないですか!」
僕らは顔を見合わせて笑う。
彼と一緒にいるときだけは、恋人のことを忘れられる。
ふと、まぜ太さんが真剣な表情になった。
そして、口を開く。
「…まず最初は、俺の話でいいですか?」
僕は、静かに頷いた。
「あの事故の日、俺は体調を崩してしまっていて。…アイツとのデートだったのに当日に断ってしまいました。」
アイツとは、まぜ太さんの恋人のことだろうか。
「…1人で出かけたんです。アイツが言うに、チケット代が勿体無いんだと。」
まぜ太さんは、クシャと顔を顰める。
「せめて、俺が一緒に居てやれば…苦しい思いしなかったんじゃないかって。ずっと思ってるんです。」
僕は、小さく微笑んだ。
「あなたは、悪くないですよ。…でも、恋人さんも可愛いですね。チケット代のこと気にするなんて。」
少し、その恋人さんに嫉妬感を覚えた。
恋人さんが1人で浅葱岳に出かけて良かった。
まぜ太さんだけが無事でよかった。
…そう思ってしまった。
僕は悪魔だ。
なんてこと考えてるんだ、と頭を振る。
まだ、これは恋じゃない。
同士の友情なんだから。
と自分に言い聞かせる。
友情ともいえない、恋ともいえない。
そんか曖昧な感情が湧き出て止まらない。
出会ってまだ、数週間なのに。
「…まぜ太さんは1人じゃないですから。いつでも僕を頼ってくださいね。」
汚い感情に蓋をして、僕は笑顔を取り繕った。
コメント
5件
カフェの内容分かって良かった!猫のとこで微笑ましかったけどなんかその後の話しんみりしちゃいましたಥ╭╮ಥ 続き待ってます✨️
もうそれ恋でしょ!ふたりとも気持ちが落ち着いてきたら付き合うのかな?次回も楽しみです!
ああ、もうこのもどかしさ…!まぜ太さんの「俺のせいで」って後悔も、それに対して主人公が「あなたは悪くない」って優しく言いながら、心の中で「恋人さんが1人で出かけて良かった」って思っちゃうところ、すごくリアルで胸が痛くなりました。友情とも恋とも違う、この曖昧な感情の描き方が絶妙ですね。「まだ、これは恋じゃない」って自分に言い聞かせるほどに、実はもう気づき始めてる感じが切ない…。続きが気になります!
#BL
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