静まりかえった夜に、とある場所に行った。
そしたら柑奈ちゃんがいた。
柑奈「…!!ねこさん?どうしてここに? 」
ねこ。「ちょっと寝付けなくてさ…」
柑奈「そうなんだ… 」
ねこ。「どうしたの?」
柑奈「そこは「柑奈ちゃんに会いに〜」
じゃないのかぁ〜ってね」
ねこ。「思いつかなかったや…
柑奈ちゃんはどうしてここに?」
柑奈「私はちょっと…寂しくて…」
ねこ。「何かあったの?」
柑奈「私達は一部童話などの
のキャラが 元になってたりするの」
ねこ。「そうなんだ…
柑奈ちゃんもそうなの?」
柑奈「はい…私はロミオとジュリエットの
ジュリエット側です」
ねこ。「話は関係するの?…その話って…」
柑奈「うん、私はジュリエットが元だけれど
人の愛を感じた事なくて、満たされないの
それが寂しいの」
ねこ。「そっか…私に できる事ってある?
力になりたい…!」
柑奈「なら少しだけ遊びませんか?」
ねこ。「遊び? 」
柑奈「とっても楽しい遊び♡」
ねこ。「(何するんだろ…)」
柑奈「ルールを話すよ、今から私はある
3つのうち、何処かをひとつ指さすから
ねこちゃんはそれを予想して、私と同時に動いてね、同じだったら勝ち、違ったら負けだよ」
ねこ。「じゃんけんみたいな感じ?」
柑奈「そんな感じだよ
そして私が指差すのは【喉】【口】【眉間】のどれかだよ…..予想できた?いくよせーの!」
柑奈ちゃんと同時にした動きは、【喉】
を差した。
柑奈「せーかい、凄いね当てるなんて」
《ロミオとジュリエット》と聞いてから話を聞いたから、柑奈ちゃんの動きは予想できた。
【喉を指で差す】という動きは、 彼女の悲劇的な最期を表していたから。
毒を飲んで死んだロミオの後を追いかけるため
ジュリエットは自分の喉を突き自害をした。
柑奈「正解したごほーびあげる〜何でも
言う事聞くよ〜!」
ねこ。「ん〜こっちではどうなるの?結末」
柑奈「どうなんだろ、ロミオにあって本物の話の様にナイフで刺して死ぬかもね」
ねこ。「死なないでね…!!」
柑奈「んふふ、少なくとも此処では
死にたくても死なないからね、
死なないでしょ」
ねこ。「素敵なロミオ見つかるといいね…!!
応援してるよ!」
柑奈「恋はほどほどにする物でも、君も
たった一つの素敵な愛を手放さないでね。
じゃないと私と一緒の最期になるかもよ」
そうやって、微笑んだ彼女はとても儚げだった
そして、その愛さない理由も答えてはくれなかった。
コメント
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ぐわーッ(?) お話書くのむずかしい()