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※完全自己満異中年捏造小説※キャラ崩壊、解釈違い有
※捏造設定、 学パロ要素有
※過激な暴力表現、性的表現有
※苦手、地雷は回れ右
これから、しっかりR入ります。
わんくっしょん
「親は居ないから、自由に過ごしていてくれ」
「いや、唐突にそんなの言われても……?」
有無を言わさず連れられたフューラー宅。
正直、何の準備もしていないのだから、エーミールは、呆然としているしか出来ない。
「身長変わらんし、俺の服着れるやろ。アレルギーとか無いか?適当に作れるもん作って食おうか」
困惑するエーミールを他所に、テキパキと手際よく宿泊の準備をしているグルッペン。
諦めて大人しくしているか、抵抗して帰るか悩む。
……言うて、帰っても誰も居らんし、まだ此方のが……いやいや、今日会ったばっかの人の家に、急に泊まるとか、無理……いやでも……
「……仕方無いので、泊ってやります」
「そう来なくっちゃ」
にっ、と人懐っこい笑みを浮かべて手を叩く。
「風呂、先入るか?」
「何方でも」
「じゃあ、傷も見たいし一緒に入ろう」
「何故」
「今の家主は俺だからな。郷に入っては郷に従え、とはよく言ったもんだ」
ふん、と一つ鼻息を吐けば、2人分のタオルと寝間着、下着を持ちエーミールを手招きする。
仕方無い、着いて行ってやるか。
:::*:::*:::*:::*
__で、
「何故貴方に傷の上書きをされかけてるんですか!!!?」
「え?」
背中に出来た切傷をなぞられ、擽ったさに身を捩りながらせめてもの抵抗として声を挙げたエーミール。
「いや、言っただろう?傷の状態を見たいって」
「でも、触るのは……っ、う、」
誰かに傷を見せるのは、紫以外、初めてのことだった。虐めてくる奴等には見せないようにしたし、家族なんか、自分に興味すら無かった。
何より、自分を心配する人間が、紫以外居なかったのだ。
「……痛いか?」
「……もう、痛くない……」
「そうか……なら、此処は?」
グルッペンの指が、エーミールの脇腹の、奴等に抉られた跡を触れる。
「っあ、!」
「エーミール?」
「ゃ、や、痛い、いやっ」
痛みに耐えようと力を入れると、治りきっていないからか、傷口から血が滲み出る。
「……やっぱ、保護する」
「んっ……?」
グルッペンがポツ、と呟いた音が、浴室を響いて消えた。
かと思えば、消えた直後エーミールは、首筋に痛みのような違和感を感じた。
「グルッ、ペン、?」
何をした。
そう訊けば、痛みのあった部分に触れつつ、グルッペンが言う。
「印付けたらさ、手、出し難いやん?」
その言葉で頭がクリアになった。
え、キスマーク、付けた?
思考して、顔に熱が集まる。
そんなことを知ってか知らずかグルッペンは、その行為をまた、今度は少し場所を下にずらした肩辺りに再開する。
ちゅ、ちゅっ、と柔らかなリップ音に、思わず耳を通して腰が反応してしまう。
無意識に、腹の底が疼く。
鳥肌がたつ。だが、気持ち悪いと言った負の感情は無い。何方かと言うと、気持ち良さはある。
痛覚を刺激しないようにと退けられていたグルッペンの手が、前に伸びてくる。
指先が、蕾に触れた。
「ひぁっ……!?!?」
続け様に、腹をなぞって下腹部まで伸びてくる。
一旦クリアになった頭も、この、快楽に似た感覚と、長時間浴室に居たことによる逆上せで、ぼやけてホワイトアウトする。
「あ、ぁ、ぐる、さん……」
ふわふわする頭に、微かに残る理性が叫ぶ。
これは逆上せているだけだ。
気持ち良い訳、堕ちる訳、無い。
そうは頭の何処かで思っていても、大部分が白くなっている所為で、身体が思ったように動かない。
__もう、無理だ。
GW毎日投稿2日目(5⁄4)