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『…、おはよ、。』
透き通った声が空気の中にすっと消えたような気がした。
『ん、おはよ、。』
返事を返すと、満足したのかまた眠り始めた。
彼の方に視線をやると小さく寝息をたて、寝ていた。
彼の名前を呼ぶ。
『…、翔…。』
彼、翔に出会ったのは一昨年のこと。
翔と会った瞬間にぽん。と何かが弾けた気がした。負けず嫌いで素直じゃないとこ。でも分かりやすいとこ。本当は優しいとこ。
そんな翔に俺はだんだん惹かれていった。気づけば翔のことばかり見ていた。
目が合ったとき、なんだよ。とでも言いたげな顔で見てくる翔が好きだった。
恋をしていた。翔に。