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目覚ましの音で目が覚める
……あぁそういえば今日ROF-MAOの収録日やったなぁ
「ろれぇ?」
隣を見ると誰もいない
「したぁ?」
「あ!湊起きたの?おはよう」
「おはよぉ」
ご飯作ってくれてたのか…
美味しそう
「湊今日収録でしょ?ご飯食べな」
「うんありがとぉろれ」
「可愛い彼女のためならなんでもやるよ」
「んふふw」
「じゃ行ってきます!」
「頑張ってね」
「…ろれ忘れてる」
「ま?なんか忘れてたっけ?…..!!」
「み〜なとっ♡」
ちゅっ
「これでしょ?」
「んふふ 正解」
ろれが出かける時は俺が
俺が出かける時はろれが
額にキスをする
これが日課
「じゃ!いってきまーす」
「行ってらっしゃい」
「こんちゃーす」
『不破くん』
「どしたんすか?もちさん」
『今日夕方くらいから天気悪くなるって…』
収録別の日にずらす?と聞かれたので
「大丈夫ですって〜今日はろれ家にいるし」
何かあれば呼びますね!と言ったら安心したようで社長の所へ行ってしまった。
..もちさん社長のこと….
憶測はやめとくか
その後甲斐田が来て予定より早めに収録を始めた。
《づがれだぁ7本撮りはキツイってぇ》
「うるせぇぞ甲斐田ぁ!!」
〔2人ともお疲れ様です〕
よろしければ少し談話でもしませんか?
と誘われたので二つ返事で返した
皆でお菓子をつまみながらコラボについて話していた
ホラゲコラボをしてみないか
と甲斐田が言ったからその打ち合わせをしていた
『少し雨が強くなってきましたね』
〔もう解散にしましょう〕
各々が荷物をまとめている時
雷が落ちた
それだけならまだ良かった
停電したのだ
俺は過呼吸を起こした
体に力が入らない
息ができない
3人ともすぐに俺のところに走ってきてくれた
でも………違う
俺の求めてる温もりじゃない 声じゃない
「ヒュッ…っはひゅ…ろ…ハッ…ろれッッッ…」
頑張って彼の名を口にすると
『大丈夫もう連絡してるから!!』
「もちっさん..ヒュ…ぁすが…やっ」
《アニキ喋っちゃダメゆっくり息吸って》
「っむ…り…ヒュー…できな..カヒュッ」
〔酷くなってますね〕
ずっと真っ暗
皆の声は聞こえるのに姿が見えない
雷の音がする
怖いよっろれ!助けて!
「ろ..っれぇ!」
できる限りの声で叫んだ
【湊!!】
扉の開く音と足音がして
抱きしめられる感覚がした
「ろっれ…ヒュ…おれ」
【大丈夫…大丈夫よ湊】
【ゆっくり息吸って】
「む…りやっ…こぁい」
【….】
ちゅ
「?!ぁぇ?」
ちゅく…ちゅ♡
「ん…♡ふぁっ…んむっ」
【ん…..はぁ 】
「ん…ろ、ろれ?!いきなり…そんなっ///」
【照れてるのかわい〜♡………もう大丈夫?】
「あ、うんもうへーきみたい」
【良かったぁ】
『あの、僕高校生なんですけど』
びっくりした…もちさん達おるの忘れとった
てか、電気ついてんじゃん?!
「はずっ///」(小声)
【精神年齢は20超えてるでしょ】
ローレン普通に会話してるし!
『はぁ…』
《まぁまぁもちさん!今回は仕方ないって》
『…そうだね』
〔不破さんもう大丈夫ですか?〕
「もう大丈夫よぉ///」
〔ならローレンさんと一緒に家に帰りなさい〕
その方が体も心も休まるでしょう?
と社長が言ってくれたので、甘えることにした
「ろれ、手…つないでかえろ? 」
【もちろんよ】
「家帰ったらなでて…あとちゅーも///」
【くそかわやん…仰せのままに?w】
「からかうなよぉ///」
【ごめんごめんw】
【ねぇ湊】
「ん?」
【キスだけでいいの?】
「っ///…ぇっちもする」
【明日は俺が介護するな?】
すごいなぁ
ろれと一緒にいるだけで
雷の音も怖くなくなった