テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
突然だが私は今ものすごく困っている、
訳心『、』ジーー
なぜならバケツが丸見えなのだ、いや、虐めっぽいというか虐められてるのはもう慣れたんだけどさ、バレバレすぎでは?かと言って喋れないし、コミュ障だし、今は…6時間目が終わったとこ後は帰るだけ、まぁ濡れてもいっか(※良くないです)、鞄が取りたい
ガラガラガラ
バッシャーン💧
訳心『、』
いじめっ子「うわ〜戻って来たぁ」クスクス
いじめっ子「だなw」クスクス
いじめっ子「これぞ水も滴るいい女w」クスクス
訳心『、』
まぁいーや、着替えてこよ、
訳心『はぁ、』
さっきの通り、私は虐められている、虐めてくる理由は何となく分かっている、主に虐めてくる人達もまぁそこそこ、
自分で言うのもなんだが私は個性が強い、放った言葉がその通りになるのだ、制御こそできるが人に 死ね だなんて言えば、まぁ私の夢に関わってくる、そんな個性に加え、成績優秀、容姿もまぁそこそこ良いだろう、それをよく思わない、それで虐めてくる女子数名、そのいじめてる女子達の中に好きな人がいて一緒に虐める男子数名、周りが虐めているので、と雰囲気に流されて虐める者も数名、あとは、まぁ私が好きらしくて虐めてくる者数名、これはよく分からないが好きな子は虐めたくなるらしい、ドS?そして1番よくないと思う 見て見ぬふりをする者、教師も含め数名、なんなんだろーな
訳心『ふぅ』
着替えおーわり、虐めに関してはやり返すこともできるのだろう、個性上も、だが私には夢があるのだ、やり返せばそれこそ夢が叶わなくなる、そんな肝心な夢は、もしかしたら叶うかもしれない、叶わなくても叶うように努力するだけだけど、
〜職員室〜
訳心『、さ、3年1組、訳心言葉です、〇〇先生(担任)に呼ばれて来ました、〇〇先生見えますか?』
教師「あぁ、今よんでくるよ、アハハ」
訳心『、』
今の教師は生徒を注意できない、虐めに関して注意をすれば次は自分がターゲットになることを恐れている、故に見て見ぬふりをしている状態、悪い人ではないんだけどな、担任もこんなんだし、
担任「訳心さん、すこし話があるんだ、君の前話していた夢に関わる事でもある、部屋を変える、着いてきてくれ」
訳心『!は、はい!』
担任「君の夢は、」
訳心『あ、ひ、ヒーローになること!です、』
担任「うん、そうだね、高校の第1志望は雄英高校、だったよね?」
訳心『は、はい、ぁ、ももももしかして?!』
担任「うん、そのもしかして、だけどひとつ違うことがあってね、先生も見たことなくて、」
訳心『?』
担任「先生も何が何だかって感じなんだけど、君に来たのは推薦、ただの推薦ではなくて特別推薦というものでね、先生、雄英の先生方や校長先生に話を伺ってみたんだ」
36
#続くかは知らん☆
さめ主🦈
15
44
訳心『え、え?と、特別推薦?』
担任「うん、どうやら君の成績はもちろん、第1志望っていうのも有る、そして君の個性、言霊、この個性は将来有望だと判断したらしい」
訳心『え、うぇ?!ううう嘘?!マジですか?!』
担任「うんマジなんだよね、でもね、言っといた方がいいことがあってね」
訳心『?』
もうこの際、驚くことはないだろう、そう思っていた
担任「君の個性については、自分がよくわかっているよね?その個性は敵にとってもヒーローにとっても、喉から手が出る程ほしいもの、君はヒーローになるのが夢だから寝返るとかはないのだろうけど、敵に狙われる可能性が極めて高いそうだ、だから雄英で監視も込で君を推薦、特別推薦するとの事らしい、それでも、行くかい?」
そんなの、分かってる
そう、私の個性は言霊、言ったことが本当になってしまう個性、人に向かって死ねと言えば簡単に死んでしまう、相手の強さによっては自分諸共死んでしまう極めて危険な個性、どこぞのアニメの呪術師さんみたい、敵に狙われやすいということは自分でもわかっていた、私が幼いころ、5歳くらいの時、両親は、私を狙った敵に、殺された、私の個性を狙った敵に命を奪われた、私はそのこともあってヒーローを目指しているのだ、
訳心『、ま、ょ』
担任「?」
訳心『行きますよ、私は』
担任「!うん、そうだね、先生ね、とても後悔しているよ、言っても何も意味はないし君は救われない、虐めを止められなかった、止めようとしなかった自分に心底、腹が立つ」
訳心『ぁ、』
担任「でも、君はめげなかった、諦めなかった、ずっと、ずっと努力して個性を自分のものにした、虐めにも屈しなかった君は、輝いていたんだよ、今更何を言っても許されないし、君は許してはならない、でも、君は優しい、きっと気づいていたのかな、」
訳心『、せ、先生、顔をあげてください』
担任「いいや、あげないよ、訳心さん、先生のことも、虐めて来た、見て見ぬふりをしたあの子らも、誰も許してはならないよ、でも、溜め込むことは許さない、こんな先生を反面教師としてでも、もっと成長するんだよ、」
訳心『、』
この人が担任になった4月、私は《あぁ、この人はダメだ、弱い、虐めを止められない》すぐにわかった、自分も弱い、そんな自分の人にしゃべりかけられない、喋るのが苦手な性格と重ねたんだ、でも、止めることは出来なかったこの担任、言葉こそ不器用だった、言葉の使い方も少しズレていた、でも突き放しは、しなかった、だから、この人を心の底からは嫌いにならなかった、多分、嫌いになれなかった、
でも、
いいや、
だからこそ、
この人だから、
言わなくちゃならない、
言わなきゃダメなんだ、
多分、
きっと!
訳心『先生、でも私は、まだ頑張れる、これからもっと頑張れるんですよ、頑張らんとダメなんですよ、何がなんでもあそこに、雄英に行きます』
担任「うん、良かった、君からその言葉が聞けて安心だよ、さぁ、後ちょっとだ、あと少しだけ我慢してくれるかい?こんな、情けなくて頼りない担任のクラスを」
訳心『我慢、しますよ、意地でも』
いやキリわっる、ごめんね
コメント
1件
訳心さんの「まだ頑張れる」、あの言葉が本当に胸に響きました……。両親を失った過去や言霊という重い個性を背負いながら、それでも誰も責めずに前だけを見ている強さに、読んでいて勇気をもらえました。それに、担任の先生の涙ながらの後悔も、決して嫌いになれなかった距離感の描き方がとても繊細で、じんわり来ましたね。続き、気になります……! 素敵なお話をありがとうございます🌷