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#近未来
鳳蓮荘
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スユキ
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あとがき
このストーリーはまえがきにも書いた前編小説の「自分の本当の生き方とは一体何か:前編」の悪役を主人公にして時系列を前作と同じにしたものです。
これが今作の自分の本当の生き方とは一体何か:後編です。
なぜそのようなストーリーにしたのかと言うと、主人公と悪役は表裏一体だからです。
私作者自身はただのかっこいい主人公だけを描写するのではなく、前作の悪役を続編で主人公にすることによって、読者の方々にいろいろな解釈を持っていただくことができると思ったからです。
私自身は「ただの主人公が正義のヒーローを気取って勧善懲悪的なストーリーにせず、登場人物の生き方や中身を丁寧に描けるようなストーリーにしたい。」このスタンスで小説を書きたい思いがあるだけなのです。
※同じ新宿(前編で描いた)と港区の街を舞台に、完璧を求める者たちと、泥臭く自分を肯定する者たちの、異なる生き方を描いた群像劇です
港区完璧ヒルズは住人たちが完璧を求めるために住んでおり、中には完璧でいたくて移住する者も多くいます。しかも住人たち全員は『オーッホッホッホッホ!!!!』や『完璧に空気が読める』と義務として主張すればKYや恥ずかしい目で見られないという設定です。
作中では描かれていませんが、そこの最高級レストランはA10ランクの牛肉、最高級のイチゴ付きホールケーキ等が出ます。
※同じ新宿の街と港区の街(後編で描く)を舞台に、完璧を求める者たちと、泥臭く自分を肯定する者たちの、異なる生き方を描いた群像劇です
※一応実は私自身小説自体初心者ですし、絵を描くのは苦手ですが内面を通して、『自分の中の好き』を突きつけて五感を使い文章化させようと今でも試みています。
なぜ私男性作者が小説を書くのか。何のために小説を書くのか。 これについてお話しいたします。 それは私作者自身の複雑な内面を投影したいのもありますし、自分のこの醜い内面を投影することによって、本質的なドス黒い残酷でグロテスクな歴史とは何かを考えるためです。
正義とは
私は善悪を白黒はっきりつけるような勧善懲悪が好きではありません。
なぜなら**『正義の反対は悪ではなく別の正義』**だという自覚を持たないと、多角的な視点を持つことができないと考えているからです。
正義の本質とは自分の信念にあるのではないかと考えています。
ですが、一歩間違えると自分が正義だと思っていたとしても、相手からすれば悪だとみなされてしまうという負の側面があるからです。
なので、正義について研究するために過去の歴史を勉強するだけでなく、他の作品でも主人公と悪役の正義とは表裏一体だと考えました。
それこそ正義の反対は別の正義ではないのかと言及しています。
読者の皆様にお伝えいたします。
この小説を通して、歴史を学ぶことは自分の内面、背景とどのように向き合って人に寄り添っていくか一緒に考えてみませんか?
正解なんてありません。人それぞれ育った環境や価値観は全く異なる十人十色ですから。
善悪二元論も関係していますのでお話しさせていただきます。
本来の意味は勧善懲悪的な考えではなく、自分の内面の中にある良い行動や考えを探し出すことである。それから自分の中の内なる葛藤との向き合い方であることです。
この葛藤の本質とは最終的に自分の意志で「より良い行動」を選択し続けるというプロセスそのものにあります。葛藤があるからこそ、人間の精神は鍛えられ、成熟していきます。
私男性作者自身、当初は善悪二元論と聞いて勧善懲悪のことを言っているのかと思っていました。ですが、歴史を学ぶ上でザラスシュトラ教(ゾロアスター教/拝火教だが敬意を表するためにそのように呼ばせていただきます)の根底の教えの中に善悪二元論が出てきていたため、感銘を受けました。
誤解しないでいただきたいのは、私は歴史が好きで話しているのであって特定の宗教を信仰している訳ではありませんのでお伝えさせていただきました。
無意識の偏見(バイアス)とは
私たちは人間社会で生きている中で、自分が気づかず、物の見方や捉え方が偏ってしまうことがあるのではないでしょうか。つまり誰しもがこの無意識の偏見に囚われていると言えます。
これは性別、属性、外見に対する思い込みが有力だと思っており、例えば『男だから全員力持ち』、『女だから全員家事が得意』等です。
それを持つこと自体誰しもが、私たちが持っているバイアスですが、それが時に知らず知らずに他人を傷つけてしまうことがあると言うことです。
難しいですが、対処法としては一度自分を客観視してみること、自分の意見に偏りがないかどうか、立ち止まって疑ってみることが大事だと考えています。なぜこの話をしたのかと言うと、社会が歪んでしまう一つの原因としてはこの無意識な偏見も関わっていると考察したからです。
私男性作者自身、男らしさや女らしさにとても生きづらい思いをしたことがあります。
確かに生物学的性別は男性はXY、女性はXXという染色体は遺伝的根拠に基づいていますのでそれを否定したり変えたりすることは決してできませんが、
自分らしさやアイデンティティを持って、自由の裏には責任があることを自覚して今を生きませんか?
これで以上になります。
ご清聴ありがとうございました。
コメント
9件
うわー…最終話、読み終えたよ。悪役を主人公にするって視点、めっちゃ刺さった。「正義の反対は別の正義」って言葉、重くてずっしりきた。私もダークな作品が好きで、登場人物の内面の葛藤を見ると感情が整理されていく感覚があるんだけど、このあとがき読んで、黒屋さんの作品への向き合い方にすごく共感した。複雑な内面を投影するって、すごく勇気がいることだと思う。ありがとうございました。