テラーノベル
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「ところでじんちゃん……。聞きたいことがあるんやけどいい?」
「いいよ舜太。なに?」
「俺さ、星野さんにじんちゃんが告白されてるの見ちゃって……。…返事ってしたの?」
「うん。したよ。」
そう言った瞬間全員が項垂れる。なんだなんだ。どうしたんだ?
「うぅ、じんちゃん応援するからね!幸せになってね!」
舜太がそんなことを言い出す。なんの事だ?ほんとに分からない。
………。あぁそういうことか。みんな勘違いしてるのか。
「みんなもしかして俺が星野さんの告白了承したと思ってない??」
「えっ……。違うの?」
「舜太……全然違うよ。断ったよちゃんと。」
「「「「………えぇぇええ!?!?」」」」
そんなに驚くか!?もしかして俺が星野さんと付き合ったと勘違いして舜太はあんなに泣いてたの!?なんて純粋で一途なんだ……。
「え、なんでなんで!?気合いそうやったやんか!」
「え、そう?そうかなー、別にそうでも無いと思うけど。」
「仁人はなんで断ったの?」
勇斗が真顔で聞いて来る。その顔も少し怖いなぁ。あまりにも真剣に聞いてくる勇斗が何故かすごく可愛くて笑えてくる。ここで笑ったら勇斗は絶対に拗ねるだろうから耐えろ俺。
「なんでって……。普通に今は仕事に集中したいし。それに……。」
「そ、それに……?」
「M!LKが、お前たちが1番大事だから。」
「な、なにそれ。泣かせるつもり!!?」
そういいながらもう泣いてるじゃないか舜太。何もおかしなこと言ってないぞ。俺は本当にそう思ってるしそう伝えた。
「ほんとに良かった……。俺てっきりじんちゃん星野さんと付き合ったんだと思ってたから。」
「そんなこと一言も言ってない。」
「そうだけどーー、この前じんちゃんいつかは結婚したいって言ってたし。」
あぁ、そんなことも言ったっけか。まぁ将来最終的にはってだけで今すぐはいい。今はM!LKが何よりも大切で愛してる。
「ふは、馬鹿だなぁみんな。俺がM!LK以外をとると思ってたわけ?信用されてないなー悲しいなーー」
そういうとみんな慌てて弁解しだした。俺の行動一つ一つに翻弄されている4人が可愛い。
「俺、これからもM!LKのリーダーとして頑張るから。だしお前たちは俺にとって唯一無二の存在なんだからな。それをわかっててよ。」
そう伝えると4人は満面の笑みを浮かべ、俺を囲むようにハグされた。すごく苦しいし暑いけど久しぶりにみんなでわちゃわちゃした気がしてとても嬉しかった。
俺はこの時わかっていなかった。この後『吉田仁人争奪戦』が始まることに……。
コメント
7件
自分も争奪戦含めて欲しいし、一緒にハグさせて欲しいですね。はい。てか素敵な作品すぎて、いつの間にか夜中の2時ですよ。なんて素晴らしいんだ。フォローさせて頂きました✨️
私も取り合い参加します

一気に読みました!泣いちゃいました!!おもしろかったです、ありがとうございます!!!
#あんぷたっくからーず
𝕊𝕒𝕜𝕚🏐📣🌈
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