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※ご本人様に関係は一切ございません。こじつけはご遠慮ください
キーンコーンカーンコーン…..
毎日嫌と言うほど聞く不愉快な音。
聞けば聞くほど自分はこんなところで何をしているのか…
何をされているのか分からなくなってくる。
Q「もう…嫌だ….」
呟く程度にぼやいてみる。でもその声に反応する人は此処に居ない。
白を基調とした暖かみのある空間は僕の心を更に憂鬱にさせる。
安心、信頼なんてもう手に入らないってわかってるから….
諦めた。いや諦めるしか無かった。しょうがない…ことだったんだ。
ブーフ”ー
耳に入れるだけで飛び上がる様な通知音。数年前までは怖がるどころか驚きさえしなかったのに
たかが数年でこんなにも変わってしまう事を痛感してしまうのがとても嫌だった。
そもそもなんで僕がこんなにスマホを嫌っているのか
現在僕は虐めを受けている。きっかけは何だったか…
たしか何でもできるのがムカつく…だったか?逆恨みも良いところだ。
そして何処からか僕のL〇NEを嗅ぎつけてきて
何回も何回も呼び出しを喰らい続けてきた。
だから…こんなものは嫌い。こんなのが無ければ…ずっと幸せでいられたのに
まぁ今更後悔してももう遅い。取り敢えず今日もまた乗り越えるしかない。
バタバタバタ!
A「Qn!今日来れるか?」
教師が居る前では普通のトモダチとして振る舞われる
毎日こんな物。保健の教師とか緩いから何とかなりそうだけどな
Q「行けるよ。ちょっと遅れるかも」
なんて言ってみたりして。
A「此処最近体調悪いんだろ。気を付けて来いよ」
そうしたらあからさまに嫌そうな顔しながら声をかけてすぐ教室に戻っていく。
今日は機嫌が悪かったらしい。またいっぱいやられちゃうのかな?
大丈夫。今までもずっとそうだったじゃん。大丈夫、だいじょうぶ
でも….
Q「助けて……ほしいな……..」