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それから、テンションが変に上がったけいとを宥めるもう一人のセッター、島津埜依さんがいた。
目の前に冲田君が来て言う。
「 お疲れ様です。仁木さん、薄めの方が好きでしたよね。 」
そうして冲田君が俺にドリンクを渡す。
「 ありがと。凄いね、何で知ってるの? 」
「 豊岡さんが言ってました。仁木さんはドリンク濃すぎると咽るって。 」
「 おのれ…漱…覚えとけよ… 」
「 それに、マネージャーっていうのは選手が一番快適に試合を出来るようにするものです。
それに必ず試合には次の試合があります。その試合に備えるんです。 」
「 …冲田君のそう言うところ、好きだよ。 」
「 あ、ありがとうございます。 」
「 あ、ごめん、引き留めたかも。 」
「 あ、いえ。じゃあ、失礼します。 」
そうしてドリンクを配りに行く冲田君を眺めていると肩に手が回る感覚がした。
島津 埜依 しまず のい
ポジション:セッター
背番号:7
身長:168.8
体重:57.4
誕生日:7月3日
クラス:3年
好物:ローストビーフ丼
最近の悩み:小テストの勉強、なんやかんやでいつもできてない。