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その後、家の部屋を案内してもらった。
まず個々の部屋が広いし、量も半端ない。
これが豪邸か…
正直、実家暮らしをしてきた私には理解できない広さだった。
フョードルさんのお母さんだという、シグマさんにも好きな物とかを聞いた。
というか、お母さんが思ってたよりかっこいい。←
シグマ「私たちは明日から居なくなるけど、分からないことがあったらLimeを使って聞いて欲しい」
とのことで、交換した。
アイコンクッキーか…可愛いな。
ちなみに私は推si((
父親だというニコライさんにもあった。
性格は、母親譲りなんだなぁととても思った。だってピエロみたいなんだもん。ニコライさん
『取り敢えず勉強、教えますか… 』
私はフョードルくんの部屋へと向かった。
『フョードルくーん、入っていいー?』
紙がバサバサと音を立てた。
恐らく纏めてあった紙を落としたのだろうが…
まって、焦らせちゃった!?
フョードル「すみません、少し待ってくださいね」
『あ、全然!!焦らせた私も悪いし!!』
数分後。
フョードル「入っても大丈夫です」
『失礼しま〜す、、』
フョードル「勉強、ですか?」
『そうだけど…今日はやめとく?』
フョードル「折角なのでやります」
『じゃあ取り敢えず、[1]から[3]まで解いてみよっか!』
フョードル「分かりました」
カリカリ、カリカリ……
シャーペンの音が響く。
こうして見ると、やっぱり高校生には見えないんだよなぁ…身長高いし大人びてるし…
彼は高校に通わず、自宅学習で乗り切っている。中学生の頃虐められて、中高一貫校であるその学校には行かないようになったんだとか。
フョードル「出来ました」
『早いね!どれどれ〜?』
…全問正解してる。えげ
『凄いね、全問正解!』
フョードルくんって飴、好き?
と聞くと、彼は
「まぁ、好きですかね」と答えた。
『何味が好き?』
私は苺が1番かなぁ。
フョードル「苺、ですかね」
『あ、同じなんだね!私もだよ!』
私の友達は葡萄とか蜜柑が好きな人多いから少し嬉しいかも。
苺の雨を手渡す。
嬉しくて、ついふふ、と笑うと、彼はまた向こうを向いて次の問題を解き始めた。
……耳赤くない?部屋の温度が高いのか?
フョードルside
[1]から[3]まで解いて、と云われたので解き進める。
はぁ、、なんでこんな簡単な問題をいちいち出すんでしょうか……
無事できたので見せると、全問正解だという。
まあ、これ位当然なのですが。
彼女に、何味の飴が好き?と問われた。
彼女は苺味が好きそうなので、苺と答える。
『あ、同じなんだね!私もだよ!』
顔を綻ばせて笑う貴女はこの世の何よりも美しかった。
顔が赤くなっていないか不安で、また机に向かった。
フョードル「 」
『?何か云った?』
明日からは2人とも持ち場に戻るようなので、“2人きり”ですね♡