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なんやかんやで2年生初日の学校が終わった。(なんか、今日の僕おかしかったな……笑ったり、人のことが気になったり………)「どうした?四季。悩んでるような顔して」「あ、何でもないよ。考え事してただけ」灰は、ほーんとだけ言った。そう僕は灰と一緒に帰っているところだ。何で一緒に帰っているかと言うと…………
放課後
僕は荷物をまとめ帰ろうとしていた。すると灰が声をかけてきた。「四季ィ一緒に帰んないか?」「いいよ、でも家って同じ方向だったっけ、」「あぁ、佐奈葉らへんだよな?」「何で知ってるの?」「なんとなく!」「す、凄いね」(なんとなくで人の家の地区がわかるなんて…)「へへっ、これでも勘には自信があるんだぜ?よし、互いに家の方向も同じことだし、さっさと帰ろーぜ!」「あ、うん。」
と言うことがあったからだ。今は僕が用事のあるコンビニへ向かっているところだ。僕は今日親にコンビニへの買い物を頼まれていたので買いに行っているのだ。ちょうど良く、コンビニに着いたため僕はメモを開く。「えぇと、納豆2個とハムと卵一パックと人参と…キャベツか。」「ほぇー、偉いなぁ四季は」「いや普通のことだよ、今日は親が両方とも用事があって買い物ができないんだ。だから買うのを頼まれてる。」へぇーと灰は片手にメロンパンを持ちながら言い、飲み物のコーナーに行った。(へぇ、意外だな灰は甘いのが好きなのかなぁ…)僕はかごに必要な物を入れレジへ向かった。「お会計1572円です。レジ袋は要りますか?」「あ、要りません。」僕は親に出されたお金とエコバッグを出し、会計を終える。灰を外で待っていると、しばらくして出てきた。「あ、灰おかえり、遅かったね。そういえばなに買ったの?」灰はあぁ、と言い「前に並んでたお婆さんの会計を待ってた。それと買ったのは……」とレジ袋の中から出てきたのは……いちごミルクだった。「!!灰ってやっぱ甘党なんだね。」「おう、そうだ。甘いのはいくらでも食べれるからな!」僕は驚きを少し隠しつつも、とてもビックリした。(なんか意外だな……てっきり辛党だと思っていたけど。)
灰はいちごミルクを飲みながら歩いていた。「ちょっと行儀が悪いんじゃない?」「そうか?」「まぁ、迷惑かかってないから良いんだけど……」「へいへい」と灰はいちごミルクのふたを閉めた。「あーそうだ、聞きたかったんだけど、」何?と灰は聞く「何で僕に構ってくれたの?」ニッと笑い灰は言う。「んだ、そんなことかよ……教科書とか見せてくれたのもあるしただ四季が絡んで楽しそうだったから。実際、俺は楽しいしな。四季は?」あぁ、楽しいよと僕は言う。「そうか、良かったぁ、嫌だったらどうしようかと思ってたよ。」「ふふっ」「あー、何で笑うんだよ!笑う要素どこにも無かったろ!!」「いや、ただ灰も心配することあるんだなぁって。」「はぁ?あるだろそれくらいぃ」やっぱり僕はおかしくなってる、こんな日常的なことで笑うなんて。「………本当に灰と居ると楽しいよ。」「ん?なんか言ったか?四季。」「いや、なんにも言ってないよ。それより帰ろう、少し暗くなってきたし。」「そうだな」
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そして僕の家に着いた。「じゃあな!また明日」「うん、また明日。バイバイ」
やっぱり四季は面白い。こんな俺を構ってくれるなんて、しかも”バレそう”な時はポツポツとあったけどまだ、バレてないようだ。「四季にならバレても大丈夫かなぁ……いや、まだやめとこ。」と俺の独り言は誰も居ない帰り道に消えていくのだった。
あとがき
はい!!第3話を呼んでいただきありがとうございます。いやぁ、灰君はどんな秘密を抱えてるのかなぁ……自分もまだわかりません!!作者ですけど考えながら作っているので………また、次の話で会いましょう!!さようなら~
ヨヅキ