？短編集

ネタ：死ネタ／TikTokネタ

---

jp「……」

na「…j、jpさん…」

na「…す、スピード出しすぎでは…？」

na「少し落としましょ…？」

jp「…そう？」

na「そうですよ……？」

速い…怖い…

どうしてスピードを落としてくれないの…？

na「早く、スピードを…」

jp「…怖いんだ？」（笑

na「こ、怖いですよ…！」

na「だから落として下さい…、」

jp「……」

na「j、jpさん…？あの…」

jp「…分かったよ」（笑

jp「じゃあ、俺に大好きって言って？」

どうしてこんな時に…？

ふざけてる場合じゃないのに……

na「だ、大好きですよ…？」

na「愛してます…、だから……」

jp「…ふｯ、ありがと」

jp「じゃあ、俺が被ってるヘルメット」

jp「取って頭に着けて」

na「ど、どうしてですか…？」

jp「いいから」

声のトーンがいつもより低い

それに少し震えてる…？

na「つ、つけました」

jp「じゃあ、俺を抱きしめて」

jp「ずっと強く。今までで1番」

na「抱きしめます、抱きしめますから…」

jp「……」

na「jpさん……！！」

jp「最後に愛してるって言って」

na「どうしてこんな時に」

na「そんなにふざけるんですか？！」

jp「…ふざけてないよ」

jp「最後に俺も抱きしめたかったな」

jp「naさん」

jp「愛してるよ」

その言葉と同時に

とてつもなく大きな衝突音と

全身に痛みが広がった

私の意識は切れた

「続いてのニュースです」

「〇〇市で男女2人が」

「血を流しているのが発見されました」

「女性は体を強く打っていましたが」

「ヘルメットで頭が守られていたため」

「命に別状はありませんでした」

「男性は頭を強く打ち」

「搬送先の病院で」

「死亡が確定されました」

「事故の原因は」

「バイクのブレーキの故障と見られます」

na「…愛してるって」

na「言ってあげればよかった…」

もう…この愛の言葉は

na「貴方には届かないんですね…」（泣

fin