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【僕は愛される資格がない。】
gktu、nmmn、ty受け、謎時空
「」→ty
『』→gk
ty視点
僕は嘘吐きだ。
いつもリスナーに「本当は愛してますよ」感を出しているが、全くそうではない。
確かにリスナーさんには感謝してるし、それなりに好きだけど…、「愛」ってのがよく分からない。父も母も兄も姉も好きだ。だが「愛」と言うほど大きな感情でもない。反対に、あっちもそんなに大きな感情を向けてきているとは思えない。
…愛されたい。愛されてみたい。
恋をしてみたい。
活動者である僕が、そんな馬鹿なことを思っていいのか。実際、幼稚園以降は全く恋をしなかったし、告白はしたこともされたこともなかった。
女性に対して特別な感情を向けることができなかったのだ。
実際、同い年ぐらいの夕陽や委員長にも特別な感情を抱きそうになったことすらもない。世間一般的に美少女と言われる類であることは知っているのだが。
そういえば、今日は同期の伏見ガク?という人と初めて対面する。話したことはあまりないから、どんな人なのか楽しみだ。
『…あ!初めまして!オレ、伏見ガクって言います!以後お見知り置きを~♪』
──ドクン。
なんだ、今の何。おかしい。心臓がうるさい。ドラムかよ。顔熱い。何ほんとに。
(………恋?)
そうか、恋か。これは恋だ。
「ガクくんですね!よろしくお願いします。僕は剣持刀也です。」
何とか平常心を保った。…キラキラして見える。アイメイクが妖艶で、髪が犬みたいにふわふわで、体格は細いはずなのにがっちりしてて大きい。
そうか、これが恋なのか。…僕にも人を愛すことが出来たんだな。
……でも待てよ?
人をあいしたことがない僕に、愛される資格があるのか?
ガクくんみたいな如何にもモテそうな男に?有り得ない。
…僕は愛される資格が、ない。
【第2話 一目惚れ🦊 ❤️100で書きます!】
コメント
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最高、ありがとう
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