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#ご本人様とは一切関係ありません
YouTubeの「サビ早歌いゲーム」のフリートークから。
💛さん視点
上京して、一人暮らしをはじめてから家へ誰も呼んだ事がないか?と問われればそれはNOだ。
「俺の家へ行ったことないってよく嘘言えたね?」
「仁人嫌がるじゃん」
現に恋人の勇斗は当たり前のように俺の家のソファで寛いでいる。
お互い、家の合鍵を渡しているから連絡もせずやって来る事もあれば一緒に帰ってくる事もある。
「…それよりさ、恋人というものがいるのにこの部屋に他の男をあげたんでしょ?」
『バンドやってないと行けないんだ』と柔太朗に突っ込まれていた事をまだ覚えていたのかまたその話を持ち出す勇斗に多少イライラしそうになるのをぐっと堪える。
「上京してくる前の舜太だって俺の家に泊まりに来たじゃん」
「それは前の家の事で俺と付き合う前の話でしょ?」
確かに勇斗と付き合う前の出来事であり、今の家に招いた訳ではない。
だからと言って音楽仲間の友人…それも男を家に招いたぐらいでそんなに嫌そうな顔をしなくともと思ってしまう。
「俺だってさ、勇斗ほど交友関係広くはなくとも友達はいるんだから家に呼ぶぐらいあるでしょ」
吐きたくもない溜息が漏れる。
「…だって、仁人可愛いじゃん」
「はぁ?」
「今だってブスっとしてても可愛いんだよ?密室に2人でいて何か起こっ…」起こらんわっ!!」
何を妄想してるんだコイツは?
思わず勇斗が言い切る前に言葉を被せるように突っ込んだ。
ズレてる気がするけど勇斗なりの心配と嫉妬心がこんなに嬉しいなんて…
「俺は勇斗以外とこんな関係になりたいと思わない」
勇斗の膝の上に載ってちゅっと触れるだけのキスをする。
「…え?じんちゃん積極的だね♡」
「うるさい…」
あぁ、やるんじゃなかった。
恥ずかしくて思わず俯いてしまった。
「見るなよ」
「えー?やだ、こんな可愛いのに」
「ほんと、きらい…」
これ以上見られたくなくて抱きついて勇斗の肩口に顔を埋める。
「俺は好きだよ」
「しってる」
自信過剰かな?ってぐらいの答えに勇斗が笑う。
「仁人。」
「んー?」
「一緒に暮らそっか?」
ジャリっと鍵の音が鳴る。
「引越し先、仁人の部屋もあるから」
「…勝手に決めんなよ」
それでも新しい家の鍵を受け取って
「もう、これじゃ勇斗も俺も誰もうちに呼べないじゃん」
照れ隠しに笑いながらもう一度キスをした。
こちらシリーズにするか読み切りで終わらせるか悩み中です。
コメント
1件

シリーズがいいです!!