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前回の続きです

注意事項等前回のを見てください

R18あり

♡喘ぎ

















c「うわ、めっちゃショッピから電話かかってきてるねんけど」


今俺は兄さんと2人で話しているのだが、ショッピからの着信が鳴り止まない。


u「着拒したら?」


c「せやな…」


兄さんに言われるがままに、ショッピを着信拒否にする。


c「ふう…二日酔いもマシなってきたし清々しいな」


u「ふはは、…あ、そろそろ荷物取り行かへん?」


c「ああ、そうやったな。行こ」


2人で話しながら靴を履き、外に出る。


u「…あ、俺の方にまで電話きたわ」


c「ほんまー?おもろー」


けらけらと笑いながら家に向かい、歩く。


…すると、目の前から見覚えのある男が走ってきた。

最悪、ショッピだ。


s「はあっ、はあ…チーノ!」


随分息が乱れていて、長い間走っていたらしい。


c「うわ…ショッピ」


s「…もう俺の事好きやないん?」


c「そりゃそうやろ、お前が浮気したんやから」


s「…」


疲れていて声が出せないのか、はあはあと呼吸を乱して黙り込んでしまった。



u「…お前はチーノをどうしたいん?」


u「もちろん、チーノもやけどお前も大切な後輩や。ちゃんと話し合いで解決したい。」


この気まずい雰囲気に耐えられなくなったのか、気を利かしたのか。兄さんがショッピに話しかける





s「…そりゃ俺だけのモノにしたいですよ。その身体も、笑う声も、チーノの視線も全部全部。」


c「え、」


想像していなかった返し方に驚き、思わず声が漏れる。浮気したのに、こんな重いことなんで言うの。


u「…随分チーノ愛されてんなあ。こんな街中で話すのもなんや、そこのカフェでも行こ」


兄さんが俺らの隣にあったカフェを指差す。


s「…大先生には悪いですけど、2人で話し合いたいんで。帰って貰えませんか?」


u「うお、…まあええけど。」


u「なんかあったらチーノすぐ俺に連絡して来いよ」


パッと手を振って兄さんは兄さんの家の方向に走っていった。…


…気まづー、別れたのに。今更話したらええん


カランカラン、とカフェの扉を開けると鈴の音が聞こえる。あー、ドキドキしてきた。上手く話せないかもしれない。


少し前まで、あんなに楽しく話していたのに。…


ぼーっと考え事をしていると、ショッピが話しかけてきた。


s「…浮気、いつ気付いたん」


c「…一昨日とか。お前、スマホ忘れてったやろ。それで愛子って人から連絡来とったんよ 」


s「…ふーん」


あ、会話が終わってしまった。

何か話しかけたい、何か…


…俺は思っている以上にまだコイツの事が好きだったのかもしれない、まだ好きだ。すき、すき、すき。


c「あ、ショッピ…その、」


s「…何、さっさと言ってや」


c「…その、」


s「はあ、何?馬鹿にしとんの?

はいはい、浮気してすみませんでした。

さっさと別れましょ」


c「ぁ、…やだ、まって。」


ショッピが席から立ち上がろうとする。

やだ、まだ離れたくない。ショッピの袖をギュッと掴む。


c「すき、まだすきやから…

お願い、まだ一緒居させて…」


…あーあ、言ってしまった。ここで何もしなかったら諦められたかもしれないのに。


ショッピへの気持ちがどろりと腐っていくのを感じる


s「…」


ショッピは黙っている。あーあ、やっぱり、も


s「かわい…」

ニヤニヤと笑っている口元を隠しそう言った。

…どういうこと


s「浮気してごめんな。俺やっぱあんな女じゃ満足出来へん。チーノやなきゃダメや。」


s「別れるから、許してくれへん?」


…ここで許してしまったら、戻れなくなる。

今まで以上に依存してしまう。沼に落ちていくように。ショッピはどんどん付け上がって、きっと俺は都合よく使われるだけになる。


本当にそれでええの?



c「…別にええよ」


…俺チョロ。


s「ん、ありがと。大好きやで」


人の目なんか気にせず俺の頬にキスをしてそういう。あーあ、戻れなくなっちゃった。…


s「…家帰ろ。」


c「あ、うん…」


手首をぎゅっと掴まれ、レジに行く。

あ、お金出してくれた。やさしー…


またカランカラン、と鈴の音がする。

風が寒い。


s「…あ、信じてないかもやけど俺ほんまにチーノじゃなきゃ無理やから。」


c「んふ、そう。」


本当に口が上手い。今更信じれる訳もないのに。


s「…信じてへんやろ」


c「そんなことないで、信じとるよ」


c「あ、家着いた」


気づかない内に家に着いていた。

ぼーっとしていると時間が流れるのが本当に早く感じる。


c「いろいろつかれたー」


自分の部屋に向かおうと歩いていると、壁に押し倒される。


c「ゃ、ショッピなにしとんの」


s「まだ聞きたいこといっぱいあるから。」


…こういうとこ。責めてくるとこ。ほんとうにすきだ、きらいで、すき。


c「…なに」


s「なんで昨日大先生の家泊まったん?

なんで朝は別れるって言ってすぐ電話切ったん?なんで着拒したん?」


ブツブツとつぶやきながら俺の服の中に手を入れてくる。


c「ゃっ、…こわ、」


s「…ええから、さっさと答えて」


c「んっ、あ…

えと、泊まったのはもうしょっぴと別れるつもりやったから、怒られないかなって…」


ショッピから目を逸らしながらそう言う。

俺の服の中に入ってきた手がひんやりとして気持ちよくて、声が漏れてしまう。


s「ふーん、今もまだ別れたいって思ってる?」


c「ふあ、っおもってへん」


ぎゅ、と乳首をつままれ声が出てしまった。最近そういうコトをしていないからか、すごく恥ずかしい


s「…チーノって1人でオナニーとかしたりしてたん?」


c「ゃ、んぐ」


s「教えて」


c「…してなっ、ぁ」


s「ふーん、じゃ最後にしたん2ヶ月前くらいやから…、結構溜まっとんちゃうの?」


足でぐりぐりと股間を押される。


c「ゃ、あっ、ん」


s「かわい。ずっと俺ので居ろよ」


c「ふっ、あ…脱がして」


s「はいはい」


サスペンダーを外し、ワイシャツのボタンを脱がしてくる。最近やっていないこともあって、更に気持ちよく感じる。


ショッピのことしか考えられない、気持ちいい


s「…はい、脱がせたから。チーノも脱がして」


c「ん、…」


ショッピのTシャツに手を伸ばし脱がせる。

家の中では上着は来ていなくて、タートルネックを着ている。


s「…何考えてるん、早く脱がして」


c「あっ、ごめ」


全てを言う暇も無くキスで口を塞いでくる。

舌まで中に入れてきて、熱くて、本当にショッピのことしか考えられなくなる。


気持ちいい、ああ。気持ちいい。

今自分はどれだけ間抜けな顔をしているのだろう。


s「ほんまにかわええなあ、チーノはやるん久しぶりやもんな、気持ちい?」


c「…べつに、」


s「素直じゃないとこも好きやで」


c「2ヶ月くらい全然言ってくれなかった癖に。うそつかんでええよ」


s「…」


都合悪くなるとすぐ黙る。

悪い癖。このくせも嫌いだけどすき、俺だけが知ってるしょっぴ。


c「…しょっぴ、ベット連れてって。」


s「はーい」


お姫様抱っこをされ、しょっぴの部屋のベッドに押し倒される。少し嗅いだだけで分かるくらい強いショートピースの匂い。昔は嫌いだったけどいまはすき。


しょっぴを表す匂いで、こういうコトをしながら嗅ぐ この匂いだって俺の特権。


c「…しょっぴがほかの女の子としたん嫌やなあ、やっぱ女の子のが気持ちええ?」


下を脱がされている時に、ぼーっとしながらそう呟く。


s「あ、気づいてたんや。まあそりゃ男とやるより女とやった方が気持ちええやろうけど、チーノやから特別」


ぎゅっと抱きしめられる。暖かい身体に、少し冷たい手が俺の身体にぴたりとくっつく。


このままでいたい、ずっと。おれのものだけで、


c「…そろそろならして」


s「んー」


卑猥な水音だけが部屋に響く。

しょっぴは俺がお願いしないと次に進ませてくれない。ずるくて、意地悪。けれどこれもだいすき。


c「ぁっ、ん、…ぁ」


s「かわいー、やるん久しぶりやもんな、ここももうびんびんやで」


優しく俺のモノを触られる。


c「ぁっ、♡」


s「チーノ女みたいに鳴くよな。かわいい」


…おれはしょっぴとしかしたことないのに。しょっぴは俺以外にもいて、おれが初めてじゃない。


そう考えるとしょっぴと繋がれているのに

虚しくて、辛くて。またぼーっとしてしまう。


s「…なあ、やってんのに誰のこと考えてんの?俺だけ見とけよ」


がり、と強く首筋を噛まれる。

痛くて、痛くて。声が出てしまい、また恥ずかしくなる


c「いっ、…」


s「…お前が俺の事考えないのが悪いやん、俺はお前のことしか見てへんのに」


俺の首につけたであろう跡をみてにっこりと微笑んでいる。…その笑顔がすき、俺にだけ向いていればいいのに


c「しょっぴ、しょっぴ…」


痛くて、不安になってしまって。涙がぶわっと出てくるのを感じる。


泣いたからかしょっぴは一瞬目を見開いて、俺を抱きしめてきた。


s「痛かった?ごめん」


c「ちゃう、不安なっちゃって…」


c「俺はしょっぴとしかやったことないし見たことないのに。しょっぴはおれ以外にもいて、俺が初めてやないんやなって考えたら」


どんどん最後にいくにつれて、声が出なくなり代わりに涙が出てくる。こんなにすきになってしまったのはなぜだろう。


このまま別れてしまっていればよかったのかもしれない。本当に。


s「…うわ、かわいい」


頭を撫でてくる。手がさっきよりも暖かくて、湿っていて。いましょっぴは俺だけを見ている、その視線は俺だけのもの。


そう考えると嬉しくて。笑みが自然と溢れた。


s「…俺はお前しか見てへんよ。

ちーのの初めて貰えたんめっちゃ嬉しい。」


そう言って優しくさっき跡をつけた首筋にキスをしてきた。傷に唾液が滲み、ジクリと痛む。


c「いだ、」


s「…」


吸い付くようにして跡を舐めてきた。痛くて声が漏れる。


c「いだ、いたい。やめて」


自然と手が動き首に伸びる。


s「…かわいい、挿れてええ?」


c「しょっぴからいうのめずらしいね、ええよ」


そういった瞬間グッと奥まで突かれる。

思わず声が出た。


c「ぁあっ、♡しょ、ぴい」


s「…」


ショッピは無言で奥を突いてくる。

パンパンと腰と尻が当たる音がする。


c「す、きっ、きもちい♡♡」


s「かわいい、俺も好き」


c「ぁっ♡しょっぴ、しょっぴ」


s「なに、ほんまかわええ」


c「そんなっ、いわへ、んで♡」


s「あ、中締まった。気持ちええん?」


c「〜〜〜♡」


ついには声すら出なくなってしまった。

ああ、きもちいい。やっとひとつになれた


s「チーノくん早漏やもんなあ、そろそろいっちゃうんやない?」


c「やめっ、やめて♡」


s「締まってる。好きなくせに」


c「っ、♡いっ、ぢゃ」


s「まだだめー」


勢いよく抜かれ驚いてしまう。


s「…腰、動いとるよ」


気づかなかったけれど、身体がショッピを求めている。腰が勝手に動いてしまっているらしい


c「いじわるっ、せんで♡はやくいれて 」


s「はいはい」


またもや勢いよく挿れられる


c「あっ、♡」


s「…あー、俺もそろそろいくわ」


c「いっしょ、いこっ?」


s「かわいー、出すで」


c「ぁっ♡♡〜〜」


熱いモノが俺の中に溢れてくる、しょっぴなりの愛の形。


s「ん、チーノもいった?抜くで」


どろり、と中から精子が出てくる感覚がする。この感覚も久しぶり。なんだか懐かしい


s「…ぁ、寝ちゃった?大好きやで」


c「… 」




















1.2合わせて1万字超え。

大分長くなってしまいました。

いまから本編で書ききれなかった事を解説します




shp


チーノから与えられる愛に物足りなくなり、嫉妬して欲しくて浮気する。はなからチーノ以外愛すつもりも別れるつもりもない

別れると言われた時には本気で焦って探しに行った。

コンドームをゴミ箱の分かりやすいように置いたのもわざと。嫉妬して欲しくて、すがつてほしくてやった。



ci


可愛くて可哀想。

これからショッピ以外愛せることもなく別れても死んでも一生ショッピのことしか見れない。どろどろと気持ちが腐っていく。







もっと書きたかったけどですがもうめちゃくちゃ長くなってしまっていたので省略、最後らへんめちゃくちゃ雑なりました

この作品はいかがでしたか?

228

コメント

3

ユーザー

初コメ失礼します🙏🏻🙏🏻 めっっちゃ可愛くてやばかったです‼️‼️嫉妬系の話大好きで、他の作品も見させていただいたんですけどめっちゃもうぶっ刺さりすぎます😇😇💗💗 ドロドロやけど、それの理由がお互いを好きすぎて、ちょっと変な形の愛になったり、でもそれもお互い大好きだからでっていう、これがもうえぐ可愛かったです‼️‼️ これからも追わせて頂きます😭😭💞💞

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