僕が必死に咥え続けていると、突然龍水の手が僕のお尻にそっと触れた。その冷たくて硬い指先が僕の肌をなぞるように撫でて、思わず体がピクッと反応してしまう。
「こっちが欲しくなっただろう、右京」
低くて余裕のある声でそう囁かれて、僕の心臓がうるさいほどに鳴っていた 。
「う…んっ…」
返事をするつもりが、声が震えてしまい、喉の奥で息が詰まる。
龍水はそんな僕を見て、にやりと笑みを浮かべると、ゆっくりと体を起こしてきた。
「偉いぞ、よくやった褒美だ 」
僕はもう逃げられないとわかりながらも、嬉しさと少しの緊張で体が熱くなっていく。
龍水は優しくけれど強く僕の腰を掴み、ぎゅっと引き寄せた。
そのまま激しく動き出すと、僕は「ん゛あっ…あっあっ…」と甘くも切ない声を漏らした。
「声を我慢しなくていい、右京」
龍水の言葉に、僕は素直に従い、思わず声が震えながらも喘ぎ続ける。
彼の動きは激しくて深くて、僕の体の奥を何度も突き上げてきた。
「んあっ…もっと…ほしっ♡」
僕は涙混じりに懇願し、龍水もそれに応えてさらに激しく動いた。
全身が熱くなって、快感と愛しさが入り混じった感情で僕はいっぱいになっていった。
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