❥・ uppln × lt
・mmmrの皆様の二次元創作です。
・ご本人様には一切関係ございません。
・🔞(R-18要素)🍐 , キス表現🐜
・地雷彡純粋彡👋 , 苦手な方は自己防衛🛡️
・長編注意 !! 中編。
おやつを食べ終え、再び部屋に戻る。
「up様…どうしたんだろう、」
やはり、up様のことが心配になってしまう。
どこに行ったのか、やはり検討もつかない。それに、どうして国を出たのかすらわからない。
コ ン コ ン コ ン ゛
メイド2「失礼します。lt様、王が部屋へお呼びです。」
さっきのとは違うメイドさんがやってきた。
「ご報告ありがとう。今行くね」
メイド2「はい、それでは私は。」
そう言ってメイドは、場を離れていった。
そのまま私は王──お父様の部屋へ向かった。
コ ン コ ン コ ン ゛
「ltです。失礼します ~ !! 」
父「lt、先程のuppln殿の話は聞いているか ? 」
「ええ、メイドから聞いております、」
父「なら、話が早くて助かる。これからの方針についてだけど、どうする ?
今の考えならば、今からワタシ達で探しに行くことは可能なんだ、」
その一言で私に少しの光が差し伸べた。
「… !! 」
父「ただ………残念だが手掛かりも一つもない状況で探すのは“危険”なんだ。」
だが、そう簡単って話でもなかった。
「……っまぁ、です…よね、」
と私は愕然とする。
父「あぁ、残念だが…。だからどうする ? 」
それでも心配そうに、お父様が見てくる。きっとこれ以上派手に動くと大変なんだろう。
「……流石に今は様子見すべきかと、思います…」
私は少し迷ったし、悔しいがこういった。
お父様としてもきっとこの答えが一番筋通るだろうと思ったし、もしup様が戻ってくる可能性があるのならば…。
父「ああワタシもそう思う、また戻って来る可能性もあると考えると、それが一番妥当だろう。
だが…………明日以降等にuppln殿の様子がどうこうと、状況が悪化する場合は、また方針を考えるとする。」
「………はい、わかりました。お話ありがとうございました、」
そう言って私は一礼し、部屋を出た。
「これは………私が動きべきなのかな ~ 、」
私はぼそりと一つ呟く。
さっきの現状を見て、up様は一人で出かけているからいつ危険になるかもわからないし、
どういう状況かも私にはわからないから余計に心配。
だから……今ここで私が動かないと………… !!
私はすぐさま、部屋へ戻り出掛けの準備をした。
メイド「あれ、お嬢様… ? どちらかにいかれるんですか ? お出かけになるなんて、何も聞いておりませんが……」
「あー……」
とまぁ、彼女なら話していいだろうと思い、完全に彼女を信頼し私は全て話した。
メイド「、わ、わざわざ探しに行かれるんですか… !? 心配なのはわかりますが…大丈夫なんですか ? 」
「まぁ、最大の考慮安全等は見計らうつもりでいるから安心して、 !!
………それでも、一日以内には帰るつもりだから」
メイド「それなら、まぁ……100%とは言い切れませんが安心ですかね……汗」
とかいいつつも心配そう。
「もう、安心してって !! ……あぁ、そろそろ、行こうかな。」
メイド「… ! そう、ですか、それでは、気を付けて… !! 私は直接的には行けませんが、安全を祈っております」
流石はmzr… !! やはり、他のメイドならそうはいかないだろうと感じる。
このことすべて話せたのも、もちろん“彼女”だから。
「mzr、頼りにしてるね… !! 」
そのまま、彼女──mzrは最後まで笑顔で見送ってくれた。
「向かわなければ、up様探しの旅へ…… !! 」
私はきちんとmzrに見送られ、先─up様探しへと先を急ぐ。
「一体どこに………」
まずは心当たりのある場所へと向かった。
一件目
ここはまずup様とよく遊んでいたお庭。
ただここは人気の多い場所で、メイドから執事などと幅広く通る場所だから、
いたら発見され、報告されるだろうからup様がいるとは考えにくい。
「うん、流石にいないよね。」
わかっていても少し寂しい。
ただそんな名残惜しくしていてもキリがない…。
私はどんどんと先を急いだ。
二件目
ここは人気の少ない、城の横っちょにある小道。
ここは中々人も通らず、王族も庶民も誰も通らないような小道。
ただ整備されているため、up様がいないとも限らない。
「いる、かな……… ? 」
微かな可能性に胸を震わせ、私は必死に小道を歩く。
小道にはシーンと静まる些細な孤独と少しばかり薄暗い恐怖を語っているようだった。
「いないよね……」
ポツリと呟いた些細な独り言も今ここではジーンと響いていた気がした。
三件目
ここは、up様とよく遊んだ裏の方にある、広場だ。
人気が少なく、裏で王族が使っていたりする場所。
ここは互いの王族でも基本的立ち寄らないため、人がいないからいる可能性としては十分見受けられる。
だが、遠くからも感じられる通り、人気は全く無く、up様がいる様子も全くだ。
「流石にいないかぁ、」
外れたことに残念に思いつつも、時間がないと次へと急ぐ。
四件目
残り候補も減ってきた、数ある候補の一つ。
噴水のある少し開けた町並み。
一度子供の頃にup様とかくれんぼをし、
up様がここの商人に隠れていたことがあった。それも中々に隠れていて、見つけづらかった。
だが、お父様やup様のお父様などが仰っていた通り、あれ以上の騒ぎは避けたいし、
そこで商人に声を掛けると、どうしたのか騒ぎになってしまう……
そう考え、私も変装してきたんだ。
「あの ~ この辺で、水髪の男子見ませんでしたか ? 」
この国も街も広いものだから、街人全員把握している人なんていないだろう、そう考え私は堂々と声をかけた。
街人「ん ~ 見ていないと思う。見落としがあったらすまぬ。」
「そ ~ ですか…ありがとうございました」
「この辺で、水髪の男子見てませんか ? 」
街人「ごめんなさい、見ていないです。誰か探しておられるんですか ? それなら……」
「あ、全然大丈夫です、 !! ここに待ち合わせしていたんだけど、来なくって💦よく遅刻するし、遅刻かなぁ ~ 」
ときには適当な言い訳で誤魔化したりと、色々あったが、up様らしい人も一切見つからなかった。
「次は………」
あと候補が…と絞られたとき、私は手に広げた地図を見ながら、考える。
もう残り時間も…タイムリミットは残り数十分から一時間程度しかない…。
ここからその目的地に向かって探す時間も込みで、プラスに帰る時間を込めると…
と考えると更に候補が絞られてくる。
「やっぱりここなのかな ~ 、」
悩む口実を挟みつつも、私は一生懸命に最後の行き先を決めた。
そして、手に広げた地図のとある場所に指を添え、私は前に向き走り出した────
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