氷羽
羽「ん、ッ…はぁ。」
司帝国の夜。今日も千空たちの襲撃を警戒しながら、氷月は見回りをしていた。
羽「あぁッ、は…ぁ、やめ、…」
人が見回りをしているというのに、随分と…
喘ぎ声が聞こえる木の影から、黄色の布がちらりと見えた。
氷「あれは…何をしているのですか。」
声のする方へそう吐き捨てた。
太く低い声で、一人が早々に逃げていった。
念のため、氷月は木の影の方へ歩み寄った。
氷「…はぁ、そこで何を、」
木にもたれかかっていたのは、少し服が乱れている羽京だった。
氷「何をしているのですか。ちゃんと…」
羽「あはは、ごめんね。欲求不満な子が多いのかな、最近よく襲われちゃって…」
氷「…そうですか。」
羽「あ、ほんとに助けてくれてありがとう!」
困っていたんだ、という表情で羽京は氷月を見つめた。
氷「何ですか…?」
羽「あ、いや。見返りとか、求めないんだなって。」
氷「…はい?」
羽「あ、あぁ、ごめ…」
氷「それは私も見返りは欲しいですよ。」
羽京が謝ると同時に、氷月が予想外の言葉を吐いた。
羽「ど、どんな…?できる限りのことな…ら。」
引きつった笑みを浮かべながら、羽京は言葉を漏らした。
ヒュッ。
氷月の手に持っていた槍が衣服を貫き、乱暴に引き上げられた。
羽「へっ…?」
ぐちゅっ…
生暖かい液体がじんわりと染み出し、衣服の隙間から伝わる濡れた感触が皮膚を這う。
「んっ…」と羽京が小さく息を漏らした。
そのまま氷月が乱暴に引き上げると、衣服の裂け目から甘くて濃厚な熱が一気に溢れ出す。
羽「氷月ッ、んっ…君ってそんな人だったの?」
氷「ええ。羽京クンの“そんな人”はわかりませんが、私はただ欲望に忠実なだけですよ。」
氷「嫌ですか?私に犯されるのは。」
そう問いかけられ、羽京は下を向いた。
羽「…別に、いいよ。」
終わり
コメント
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うん、尊い(◜¬◝ ) 氷月強引にすげぇ!! てか羽京ちゃん色んな人にやられてんだ!!(最高やん(*`ω´)b) やっぱ羽京ちゃんは受けよね!!