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knside.
俺は、小学校からの幼なじみが5人いる。
Nakamu、Broooock、シャークん、スマイル、きりやん。
その5人とは小学校3年生で同じクラスになり、個性のぶつかり合いでたくさん喧嘩をした。
そのせいでなかなか仲良くなれなかったが、日を重ねていくごとにそれすらも楽しくなり、いつでも一緒にいるような関係になった。
そしてそれは、高校2年生になった今でも続いている。
nk「ねぇみんな〜!放課後空いてる?」
br「僕は空いてるよ〜」
sha「オレも」
sm「俺も空いてる」
kr「空いてるよ」
kn「空いてるけど……どうかしたの?」
nk「久しぶりにカラオケ行きたいな〜って!テストも終わったしさ!」
br「おお〜!いいねぇ!」
kr「じゃあ行こうぜー」
✧• ───── ✾ ───── •✧
br「……はぁ〜!楽しかったぁ!また行こうね!」
sha「ああ。それなりに楽しかったしな」
nk「素直に『めっちゃ楽しかった』って言えばいいのに〜w」
sha「うるさい……」
kn「スマイルは?楽しかった?」
sm「まぁ」
kn「ふふ、それはよかった」
kn「……また行こうね」
kr「うん」
kn「今度はゲームセンター行きたいな〜」
nk「いいねゲームセンター!」
br「僕ファミレス行きたぁい」
sha「オレはゲームセンターがいい」
sm「ファミレスの方が楽しい」
sha「はぁ?ゲームセンターだって楽しいだろ」
sm「あそこは人も多いし音もうるさい」
kr「ほらお前ら!喧嘩しない」
sha/sm『はーい……』
kn「……ふふ」
他愛のない会話で笑い合う。
こんな日々が、ずっとずっと続くと思っていた。
でもそれは、
細く脆い糸のように、
すぐに千切れてしまうものなんだ……
???「……っ……あいつ……」
コメント
3件
煩雑に紡いだものこそ関係を切るのは容易にできてしまうものだから、ちゃんと煩雑(こんがらがらないように)5人と深く関わろうねってタイトルなのかなぁ(考察する部分そんくらいしかなかった)
今回はきんさん視点か。めっちゃ面白そう