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第19話 - ꒦꒷ 『 🍍👑 きすま』

405

2025年06月20日

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ねこ 🐈☁

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▫ 🍍👑 きすま

👑『んな、 … っ、ぅ//』

👑『ちょ、やめ、ぇ … っ、ｯ//（うる）』

学校からの下校中、突然路地裏に連れ込まれたと思ったら『キスマ付けさせて』という何ともはれんちな一言。

たとえ俺の恋人だとはいえど、何の了承もなく付けてくるのは流石にやめて欲しい。

… まあ抵抗できずにもう既に何個か付けられてるんですけど。

🍍『 … っふ、笑』

🍍『おまえの首、キスマだらけだな？笑』

👑『ぅ、誰がつけたと思ってるん、 … //』

🍍『さぁ誰でしょうねｰ？笑』

👑『もう許さへんし、おれ怒ったからな、！！//』

怒りの印に少し口元にぷくっと空気を入れてそっぽを向くと、それがむしろ逆効果だったのか『ごめんごめん』と笑いを交えながら頭に手を添えて微笑んだ。

なんだか赤ちゃんみたいな扱いを受けているようで癪に障る。

👑『 … 俺だってやり返すこともできるんよ、？』

👑『怒ったらおれ怖いんやからな、！！』

🍍『へｰ、？じゃあその怖いみこと、俺に見せてよ』

👑『 … っふん、やめるなら今のうちやで、？』

🍍『俺はそんな直前になってやめるような弱い男じゃねｰよ笑笑』

🍍『ほら、やれるもんならやってみな？？』

それから『言ったからな』と言わんばかりにとりあえずなっちゃんの身体を引き寄せてみた。

俺に何度もキスマを付けてきたみたいに、俺だって付け返してやること、できるもん。

👑『 … ん、 … ぅ、 … /』

頭の中で普段のなっちゃんの順序を辿って、なんとなく真似して舌先で首筋をぺろっ、と舐めてみる。

… 次はちょっと歯を立てて吸い付くんだっけ。

👑『 … っふ、 … ﾞ … っ、ん、 … /』

👑『 ~ ~ ~ ~ 、 … っｯﾞ！//』

全然つかへんやん！！

👑『 … んん、 … っﾞ！ … /』

👑『ぅ、 … っ、 … ん、 … //（うる）』

… 俺にだってキスマの一つや二つくらい付けられるはずなのに。

そんなことを考えながら少し葛藤していると、不意に制服越しのなっちゃんの温もりが伝わってきた。

その後背中まで包み込むみたいに優しく腕を回して抱きしめてきて。

🍍『みことの怒りの気持ち、じゅｰぶん伝わったから笑笑』

🍍『まぁちょっとキスマつけるのは下手くそだけどな（撫）』

👑『 … ~ ~ ~ 、ｯ！！//』

👑『一言余計やから！！//』

次はもっと綺麗に付けられるようになってやるからな、と強く心に秘めた。

なつみこらぶですよ

こめんととリクまってます ꒰՞ ･ · ･՞꒱