テラーノベル
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7時に投稿予定でしたが、ちょっと早めに投稿します。
〜〜〜〜〜
msk・syut ※どちらでも〈サイダー〉
・BL要素は含まれますが、Rシーンが無いのでこのような表記にしています。
・まだ付き合ってないです。二人とも相手に恋してるって自覚がないんだと思います。
〜syut side〜
「あつぅ〜、!」
ダンス練習が終わって、今日はそのまま将生くんの家にお邪魔している。
将生くんの匂いがして、なんか胸もあったかくなっちゃう。
「冷房つけとくね」
「わ、ありがと、!」
夏だし、移動するだけでも汗かいちゃって、もうびちょびちょ。
優しいなぁ〜、と思いつつ、ふわふわのソファーに座る。
「はいどーぞっ」
将くんが二人分の冷たそうな麦茶をこと、と机に置く。
もう喉もカラカラだったから、すごく嬉しい気分になった。
その麦茶を手に取って、ゴクゴクと音を立てて飲み干した。
「ぷはぁ、いきかえる〜!」
「はっや、!笑」
「だって喉乾いてたから!!」
「ぇえ〜っ、!!」
将生くんが自分の麦茶に目線をやった。
おれに続いて、将生くんも麦茶を一気に飲み干した。
「あ〜おいしっ!!」
「ねぇまさきくんもじゃん!!」
「だって喉乾いてたから!!!笑」
「真似しないでよ〜!!」
二人で笑い合った。やっぱり、メンバーと話している時がいっちばん楽しい。
自然と笑顔になっちゃう。
「ね、おちゃもう一杯ちょうだい!!」
「それが人にものを頼むときの態度〜!?」
「まさきくん、おちゃもう一杯ください!」
「よろしい。」
将生くんは、空になった二つのコップを持って、キッチンの方へと向かった。
将生くんが席を外している間に、お部屋をきょろきょろと見渡してみた。
(おしゃれだなぁ)
そんなことを思いながら眺めていると、棚の中に紙を見つけた。
立ち上がって、手にとってみると、文字がたくさん書いてあった。ドラマの台本かな?
あっ、そーいえば将生くん、ドラマの主演やるって言ってたなぁ〜。
将生くんが演じるであろうセリフの横には、色ペンでポイントがいっぱい書かれていた。
すごいなぁ、将生くん。そんなところも、好き。
「何してんの〜?」
振り向くと、両手にコップを持った将生くんが居た。
「…何でもない!今行く!」
そう将生くんに元気な返事を返して、小走りでそこへ向かった。
ソファーへ腰を落とすと、クッションがおれを飲み込んだ。
机にコップを置いて、将生くんもおれのとなりに座る。
コップに注がれていたのは、麦茶…ではなく、透明でしゅわしゅわしている何かだった。
「なにこれ?」
びっくりして、将生くんに尋ねた。
将生くんの顔を見ると、いつもより、なんだかかっこよく見えた。
「ふふふ、サイダーだよ。俺からのサービス。」
「さいだー?」
あまい匂いのするそれを、一口飲んでみた。
口の中で弾けて、懐かしい、夏の味がした。
それは、これまで飲んだサイダーの中で、いちばん美味しかった。
「おいしい…!!」
そう伝えると、将生くんは嬉しそうな顔をした。
「それはよかった。」
その瞬間、おれの胸がどきっと脈打った気がした。
それを誤魔化すように、おれの口が勝手に動いた。
「あ〜、でも、麦茶っていったのに、サイダーついでくるのはだめだなぁ〜。」
「はぁ〜?別によくない?おいしかったんでしょ?」
「それはそうだけど、それとこれとは違うから!!」
「なぁにが違うんだよ〜!この〜!!」
やっぱり将生くんは、かっこいい人だなぁ。
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やはりまさしゅーはいいですね…☺️
タイムレス界のトムジェリです。
まさしゅーお幸せに‼️‼️‼️
9⁄11 改編
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