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慣れたら戻します👍(多分)
「おはよー」
挨拶が飛び交ういつもと変わりない平和な日常…と思いたいが、ここ最近俺の周り…いや世界がおかしくなった。みんな、変わっちまったんだ。これは、2年生に進級して少し経った頃に遡る。
ーーパンパンパンパン
いつも通り登校してたら、そこらじゅうで男女…いや性別関係無しに交わっている音が聞こえてきた。周りはなにも言わず普通に過ごしていた。不思議で、気味が悪かったからたまらず急いで教室へ向かった。そして、近くにいたクラスメイトに聞くと、どうやら「愛」ってもんが世界で最重視され、このような結果になったらしい。
ーーはぁ、それにしてもこうはならないだろ。世界的に良かった点としては、ジェンダーレスの完全普及くらいで、その他は……無い。そう考えてる間に、もうホームルームの時間だ。
ーーキンコンカンコーン
ふわあぁ〜。やっと飯だ!てか、保健の授業やばすぎだろ〜…前の社会常識だったら絶対アウトだぞ、あれ。
「うりさん!行きましょ」
俺の所へ寄ってきた、この透き通ったロイヤルブルーの髪色の男は、一年生の時から続いて今年も同じクラスのなおきりさんだ。普段ポピィ⤴︎とか言ってる変なやつだけど、頼り甲斐があって周りからなお兄と呼ばれたりする。
「ん、行くかぁ〜」
そうして、俺たちは教室を出た。
「うりさぁーん!」
「うり!」
後ろから二つの声が降りかかってきた。…かすかに聞こえる黄色い声と共に。俺を呼び捨てで呼んだ男は、深い暗闇のような黒髪に赤メッシュで、俺と同じくらいの身長であるゆあんくん。そして、もう一人は、ツヤツヤ輝く銀のような髪色のヒロくん。…黄色い声の原因はこいつだ。学園内では、ヒロ王子と呼ばれる、いわゆるイケメンである。二人は、俺の一つ下の一年生だ。俺たちはいつの間にか学園生活を共にする仲になっていた。そして、こいつらは俺と同じで、この世界に違和感を感じている人間の一人である。いつメンが俺と同じ仲間で心底安心した。
「やっとご飯が食べれるー…」
「マジで腹減った。うりの弁当も食おっかな」
「嫌だ!今日は自分で作ったから!」
「は?うりの料理?尚更食わせろ」
「僕も食べたいです!」
「えっ俺も〜」
「えっ、そんな需要ある?まあ、減るもんじゃないし…しょうがない。トレードなら許そう」
「えマジで?!笑」
そうして俺たちは黄色い声を背に、弁当を食べるため、廊下を後にした。
コメント
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なんかあれば私に👍