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西の話
※捏造
ティザーPVの内容、公式設定なども含みます。
↓ここから名前伏せ無しです↓
「」伊波
『』小柳
〈〉叢雲
〚〛星導
ある国は、西と東を山脈に分け隔たれておりそれぞれにヒーローが所在している。
西のヒーローは秘術を、東のヒーローは変身デバイスを使用する。
なぜヒーローなど必要かって?……そんなの簡単さ。
“絶対的な正義”がないと、悪なんて存在できないからね。
それはさておき、今日も君たちの憧れであり推しである
“ヒーロー”の出番です。
~Dytica拠点~
[KOZAKA-Cの反応を受信!!Dytica 伊波、小柳、叢雲、星導 ただちに出動せよ!]
〈うわ、タイミング悪っ〉
「せっかく昼飯作ったのにね」
〚まぁ後でレンチンして食べましょうか〛
『早く準備しろよ』
拠点で丁度昼食を取ろうとしていた時、通信機器にKOZAKA-Cの情報が流れた。
秘密結社による市街地の攻撃は日々増しており、初期に比べると出動回数も増えている。
「まぁ、今回はレベル2~3の小中規模っていう情報もあるし、サクッと終わらせよ!」
「このくらいだったら、俺は拠点に残って指令に徹しようか?」
『その方が戦闘が楽になるな』
〈僕も伊波の指示助かるから賛成や〉
〚じゃあ現場へは3名で向かいましょう。ライ、よろしくお願いします〛
「まかせた!ただし戦況がきつくなったら随時俺に報告。絶対。」
〚もちろんですよ~〛
「この前無茶したのはどこのどいつだったっけ?」
〈こいつらが無茶したら僕が勝手に連絡するから気にすんな〉
〈ほら、行くぞ〉
~道中~
〚ん?そういえばここ任務で行ったことある場所ですね〛
〈確かにこの前も行ったような気がするな〉
『あそこは毎週のように秘密結社の攻撃が続いている。』
『なにか裏があるはず。』
「この前からよく出かけてたのって勝手に調べてたとかじゃないよね」
『……』
「勝手に動くなって上から𠮟られたばっかりだよね」
『すみません』
〚後でお説教ですね~〛
〈おい、着いたで〉
~現場~
叢雲side
『叢雲,星導,小柳、現場到着。』
[3名は直ちに攻撃を開始せよ。伊波には情報を共有する。]
「〈『〚了解〛』〉」
「敵の情報を共有する。」
「災害レベル2、小規模の被害が見受けられる模様。」
「現在民間への被害は無し、敵は…80体ほどと予想されてる。」
〈なんかちょっと多いな〉
〚80体もいて災害レベルが2は低くないですか?〛
『まずは敵を探して片っ端から……いや待て』
『まずい!すぐに応援を要請しろ!!』
『さもないと…』
ザシュッ
〈狼!〉
〚小柳くん⁉〛
砂塵に巻かれる。どこからか攻撃を受けたはず。だがまだ敵の所在は不明。
そういえばおかしい点はたくさんあった。なぜ敵は街を攻撃しない?
まるで、僕らが来るのを待ってたみたいな…
『抜刀』
砂埃が一閃され、視界が開ける。
そこでようやく理解した。
この任務は
「災害レベル7に匹敵する…!」