【竜蘭】
・病み
・薬
・竜胆酷い
・キャラ崩壊
・捏造しかない
・誤字脱字
・自己満
その他なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
竜胆だいぶ酷いと思う。
俺があんなこと言ったから…
でも、だって、俺だけ辛い思いするなんて嫌…
だけど…もうそろそろこの関係を終わらせて前に進まなきゃ…
コンコン
竜胆「…兄ちゃん、起きてる、、?」
蘭「…」
まだ寝てるかな…
竜胆「入るね、」
竜胆「兄ちゃん、大丈夫…?」
蘭「ひゅ…ッ、りんど…」
竜胆「ごめん…あれ嘘だから…ちょっと試した、だけ…ごめんね、、?」
蘭「…そっか、、」
竜胆「だからさ、俺も兄ちゃんに本当の気持ち伝えたくて__」
蘭「ごめんね。俺もう疲れちゃった…」
竜胆「…それってどういう意味…?」
蘭「俺はもう竜胆と兄弟以上の関係は望まない」
竜胆「え…嫌いになったってこと…?」
蘭「ちがう」
竜胆「じゃ、じゃあ…!」
蘭「怖いの…怖い、竜胆に拒絶されることも…嫌われることも全部…」
竜胆「もうそんな事しないから…!」
蘭「そう言われたって…無理だよ…」
竜胆「っ…」
蘭「竜胆、好きって言って…?」
竜胆「!!好きだよ。大好きだよ、、!」
蘭「そっか…今までのこと忘れた俺でも好きでいてくれたら…嬉しいかな…」
竜胆「え?どういうこと…?」
蘭「ゴクッ…」
竜胆「今の薬なに…?ねぇ、兄ちゃん!」
蘭「ニコッ…」
竜胆「兄ちゃん…?何飲んだの?ねぇ、、!」
蘭「…コテン」
竜胆「え…?に、にいちゃん…?」
蘭「スースー…」
竜胆「睡眠薬…?」
《10分後》
蘭「パチッ」
竜胆「!!兄ちゃん!!」
蘭「ん〜…あれ、なんでこんなとこで寝てんの?」
竜胆「それより兄ちゃん、何飲んだの?!ねぇ!」
蘭「あ、竜胆おはよ〜♡」
竜胆「そんなことより!!…え?」
蘭「え?なになにどした?笑」
竜胆「ぇ…」
蘭「?りんどー?」
おかしい。何がおかしい?
さっきまでと違う。
震えた声も、怯んだ顔も何もかも違う。
今の兄ちゃんの様子は約3年前、
あの女との関係が発覚する前と同じだ。
それが本当ならきっと…
蘭「りんどー?だいじょーぶ?」
竜胆「兄ちゃん」
蘭「あ、やっと喋った。なに〜?」
竜胆「俺のこと好き?」
蘭「好き〜♡」
竜胆「…」
やっぱりそうだ。
だとしたら兄ちゃんは…記憶が無い…?
竜胆「兄ちゃんてさ、3年前モブ子って女と付き合ってたよね」
蘭「モブ子?誰それ。初めて聞いたわ」
竜胆「兄ちゃんを脅してたヤツ」
蘭「俺が?ないないw誰と間違えてんの〜?」
竜胆「…あ、兄ちゃんじゃないわ、ごめんごめん笑」
蘭「だよな〜びっくりしたわw俺誰とも付き合ったことねぇのにw」
竜胆「…」
なんで。
あの女の存在が忘れられてるなら、兄ちゃんと俺は変わらず好き同士じゃないの?
本当は好きだったって言ってたじゃん。
あいつがいなければ変わらず付き合ってたはずってことでしょ?
嘘ついたの?
なんで嘘ばっかつくの?
あ、”ひとりにしないで”って言ってたっけ。
本当は1人になりたくないから、自分のことを好いてる俺を利用しようとしたの?
…なんだ。
結局俺は__
蘭「あ、そういえばさ〜」
竜胆「…」
ガチャ
蘭「ちょ、りんどー!」
竜胆「兄ちゃん」
蘭「いやドア越しじゃなくてよくない?どした?」
竜胆「もう無理。」
蘭「え、何が?俺なんかした?」
竜胆「ごめん」
蘭「え?なんで謝ってんの?竜胆?」
それから結局逆戻り。
必死に俺の機嫌を取ろうとしてる兄ちゃんに冷たくあしらって兄ちゃんを避けてる。
初めは兄ちゃんもよく理解してなくて普通に接してきていた。
蘭「りんどー、さっきどうしたん?」
竜胆「…」
蘭「まぁ話したくないならいいけどさ〜、なんかあったら言えよー?」
竜胆「ん」
でも段々俺との距離を感じ始めたのか少しずつ戸惑いながら話すようになった。
蘭「り、りんどー、明日さ…」
竜胆「はぁ…」
蘭「っ…ごめん、なんでもない」
竜胆「あっそ」
蘭「…」
兄ちゃんを嫌いになった訳じゃない。
接し方がわからなくなってしまったのだ。
自分を好きだと言ってくれていて、俺自身も好きだった相手に裏切られたような感覚。
そして当の本人は何も覚えていない。
今まで通りにしたら、また同じことになるかもしれない。
怖くて怖くて仕方ないんだ。
蘭「りんどー…」
竜胆「…何」
蘭「やっぱり俺なんかした…?もしそうなら謝るよ…?」
竜胆「…何も覚えてないやつに謝られたって何も感じないから」
蘭「…そう、だよね。ごめん」
竜胆「…」
兄ちゃんは、よく謝るようになった。
昔喧嘩した時は意地でも謝ろうとしなかったくせに。
蘭「…」
竜胆「…」
そしてついにはお互いに会話を交わすことが少なくなっていった。
時々会話をすれば半分喧嘩のようになってしまう。
蘭「ねぇ竜胆、今度さ…」
竜胆「何回もしつこい。行かないつってんじゃん」
蘭「…まだなんも言ってないじゃん…」
竜胆「言わなくたってわかる。」
蘭「…いい加減話してくれたっていいじゃん。俺のせいなんでしょ?何に怒ってるのかくらい言ってくんないと分かんねぇよ!!」
竜胆「…ッ、わかんねぇ事が腹立つんだよ!!」
蘭「分かんねぇもんは分かんねぇんだからしょうがねぇだろ?!」
竜胆「うるせぇ!!こっちの気も知らねぇくせに…!!」
蘭「言わねぇんだから知ってるわけねぇだろつってんの!!何カッコつけてんだよ?!意味わかんねぇ!!」
竜胆「あ”ぁ?!ふざけんな!!」
蘭「チッ…もういいわ。」
竜胆「あーそーかよ。」
バタン!!
あーまたやっちゃった。
そういつも後悔している。
兄ちゃんの言う通りだ。
でも、記憶のない相手に言ったところで分かるはずもない。
こうやって喧嘩した時、兄ちゃんはいつも部屋で泣いてる。
必死に声を殺して泣いてる。
謝らなきゃ、って思うのに上手く謝れない。
1日経てば当然のようにいつも通り話しかけてくるから余計謝りにくい。
兄ちゃんは時々様子がおかしくなる。
蘭「ひぁ…ッ、りんど…ッごめん…ごめんなさい…」
竜胆「は?いきなり何?」
蘭「りんど…好きだよ…?ねぇ、俺のこともう1回好きになってよ…お願い…」
竜胆「はぁ…?」
最初は頭がおかしくなったのかと思ったけど、どうやら違かったらしい。
蘭「あ”ぁぁぁぁ!!…や…やぁ…ポロポロ」
竜胆「ちょ、大丈夫?!落ち着けって…」
蘭「はぁ…ッはー…ッ…ゴクッ…」
竜胆「…?」
蘭「パタッ…」
竜胆「え、兄ちゃん?」
蘭「スースー…」
竜胆「…あの薬…前飲んだやつ…?」
どうやら記憶が無くなる薬を定期的に飲んでいたらしい。
1回飲んだらずっと無くなるタイプかと思ってた。
だから薬が切れるとあの時みたいに俺に謝ってくる。
本当に稀だし1度寝て起きると普段通りになってる。
最近は分担していた家事をほぼ兄ちゃんが1人でやろうとしている。
理由は分からないけど、率先して家事を行うようになった。
今まであんなに嫌がっていたのに。
そんな兄ちゃんに甘え、俺はほとんど家事をやらなくなった。
まるで結婚して10年経った夫婦のような感じだ。
俺達これからどうなるんだろう。
今回は前回より短めです。
なんか皆さんに飽きられてきた気がしてメンタルきてます()
ばいばーい
コメント
18件
全く飽きてないぜべイベー☆
全然飽きてないです( *´꒳`*) むしろとても楽しみにしてました ( *´꒳`*)
うん、一生飽きる訳がないぜ!