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230みぎ

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230みぎ

1 - 1話 現パロ

♥

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2025年03月17日

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ご本人様 原作との関係なし


口調迷子


サノスが大学生設定

ナムギュが高校生設定


なんでも良い方のみ



,

「ヒョン、なんで電話に出てくれなかったんですか。」

「俺がいちいち気づく訳ないだろ」


「でも必ず出るって言ってくれたじゃないですか」

「うっせー、昔のことなんて忘れてるわ。」

「約束は守るって言ってたくせに。」

あーダメだ。今にでも泣きそう

この時のヒョンが1番嫌い、大嫌い。

「...ンな顔すんなよ、俺が悪いことしたみたいじゃん」

「ヒョンが悪いです、俺の気持ち1ミリも考えてくれてないんですね。」

「気持ち?...あーもうその顔やめろって。」

「じゃあ約束守ってくださいよ、もうクラブなんて行かないでください。うるさいだけじゃないですか」

「しゃーねぇな、クラブに行く回数を減らす事は出来ないけど電話に出る回数は増やしてやるよ。」

「もうそれで良いですよ、ちゃんと出てくださいね。1回でも忘れてたら家に凸るんで。」

デジャブすぎて笑えてくる。

まだ安心出来ない、こんなフラフラとすぐに違うところに乗り移るような男。

今でも不安でたまらない、たかが電話に出るって言う約束、裏で何してるかまでわかるはずがない。

「おいまだその顔治んねぇのかよ、Come hereナムス」

「ヒョン、ごめんなさい。あとナムギュです」


ヒョンに何を言われるか想像出来ない。

今すごく手が震えてる、緊張してるのか?いやそれはないな。それじゃ怖いのか?...これでもない気がする。きっと不安でたまらないんだ、「もうお前とは会わない」とか言われたらどうしよう。今の俺ヒョンにとったらめんどくさい男なんだろうな。

「ナムギュこっち見ろ、ぜってぇ目逸らすなよ。」

「はい...え?」

一瞬のことなのに、凄く長く感じた。

ヒョンの唇と俺の唇が重なった。

ヒョンの唇ってこんな柔らかかったんだ、今になってはじめて知った。

そのでかくて綺麗な瞳には俺は今こんな風に写ってんのか。なんか情けない顔してんな。

髪色...良く見ると綺麗だな、ただ派手なだけかと思ってた。

「次会った時はこの次してやるよ。」

「...俺の事飽きたんじゃないんですか、嫌いなんじゃないんですか。」

「んなわけねぇだろ、だからもうそんな事言うのはやめろ。萎える」

「すみません、ヒョン。」

「腹減った、なんか食お」

「...そっすね。

窓から入ってくる風が凄く肌寒い。

けど今日はそれを嫌に感じなかった、きっとこの人といるからだろうな。


「おい見ろよナムギュ、雪降ってるぞ。」

「ホントだ、綺麗ですねヒョン」

ヒョンの髪が風でなびいてる、俺はそれが凄く綺麗に見えてしまった。


俺この人の事やっぱり好きなんだ、きっとこの気持ちが叶う事はないだろう。でもそれで良い。ずっとこの人の横に居れれば俺はそれだけで良い。

雪をじっと見つめるヒョンの顔が一瞬幼く見えた、ヒョンの瞳には今どんな景色が写っているのだろう。

「...ヒョン俺のこと嫌いにならないでね。

「当たり前だろナムス。」

そう言って優しい笑みを浮かべるヒョン。

あーホントこの人って

「ずるい人。

___ .

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